京口紘人と”1分間の超高速スパーリング”した武尊「スピードもパワーもフライ級以上」倒すコツも明かす
9月22日(金)東京・後楽園ホールでプロボクシング フライ級転向2戦目を行う前WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(29=ワタナベ)が、元K-1三階級王者・武尊(32=team VASILEUS)とスパーリングを敢行、武尊は京口を「スピードもパワーもフライ級以上」と高評価、自身の倒すコツも明かした。YouTube『ABEMAボクシング』チャンネルが配信した。
京口は元IBF世界ミニマム級王者&WBA世界ライトフライ級スーパー王者で、世界二階級制覇者だ。
昨年11月のWBA&WBCライトフライ級王座統一戦で、寺地拳四朗にプロ初黒星を喫し陥落。しかし今年5月にはフライ級に階級を上げ、3-0判定勝利で再起した。
今回はフィリピン同級1位のジャーベン・ママとの対戦となる。
京口は「今回のテーマは、KOで勝つ」と宣言。前戦では再起戦ということもあり「2連敗は考えられない。めっちゃ慎重になっちゃった」と、自分の良さが出せなかったと言う。
そこで競技は違うが”KOアーテイスト”武尊の元に、そのヒントを探りに行くことに。
まずは1分間のスパーリングで拳を交わし合った2人。京口は左周りに素早い出入りでワンツーを繰り出し、武尊もこれに応じる、スピード感あふれる迫力あるスパーが展開された。
スパー後、武尊は京口について「キックの選手でこんな早い人いない。スピードもパワーもフライ級以上のものを持ってる」と舌を巻く。
京口が「倒すコツ」について聞くと、武尊は「避けて打つより、もらいながら打ったほうが早いっていう自分の理論がある」と武尊ならではのスタイルの理由を語る。
続けて武尊は「(基本3Rの)キックでは1回のダウンが大きい。やられる前にやる」と、先に倒しに行く意識を高く持っていると言う。
武尊は昨年6月、那須川天心との”世紀の対決”で判定負け。武尊は「あの時の負けがあって、また勝ちたいと思ったから復帰も出来た。あの前は神様がくれたプレゼント」と笑う。
京口は「自分も拳四朗選手に負けて、また勝ちたいとチャレンジして。フライに階級を上げて3階級目のタイトルを(獲る)。自分はそこが一番なのかな」と三階級制覇に向けての決意を新たにした。
今回の試合はABEMA TVで無料配信される。
▶次のページ:【動画】武尊と京口の”1分間の超高速”スパーリング!
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