【ボクシング】アンデウソン・シウバの息子が1RKO、左フックで沈め「どんな男にも勝ち続ける」

2023/09/26（火）UP
（最終更新：2023/09/27 04:39）

　9月23日（土）英国ニューカッスルにて、Youtuber KSIが主催するボクシングイベント『ミスフィッツ・ボクシング』にて、元UFC世界ミドル級王者アンデウソン・シウバの息子ガブリエル・シウバ（26=米国）が、ライトヘビー級4Rに挑み、父親を思わせる卓越したパンチテクニックで、豪快に1R KO勝利を飾った。

【フォト・動画】今回のKOシーンと、親子で笑顔で並ぶアンデウソンとガブリエル

　アンデウソンはUFC殿堂入りし、かつてはPRIDEでも活躍。柔術家でもありながら、長い手足から繰り出す鋭い打撃も武器とした。
　昨年10月には47歳ながらジェイク・ポールとボクシングマッチをし判定負け。

　その息子であるガブリエルも、続いて今年4月にボクシングでプロデビュー。父譲りの長い手足を生かし、判定勝利した。それまではキックボクサーとして4年間、活躍していた。

　相手のベン・デイビス（23=米国）は、総合格闘技のメディアパーソナリティで、YouTubeチャンネルの説明ではUFCの公式解説も務めたことがあると言う。
　グラップリングの試合経験はあるが、ボクシングの試合はは初となる。

　試合では1R、ジャブで攻めるデイビスに、ガブリエルが右ストレートでダウンを奪う。
　その後も手数で攻めるデイビスに、ガブリエルはじっくり見極めると、左フックをクリーンヒット！デイビスはひっくり返り、続行不能と見たレフリーが試合を止めた。

　この試合は大会のノックアウト・オブ・ザ・ナイトにも選ばれた。

　ガブリエルは試合後に「伝説の男の息子として、これからどんな男にも勝ち続ける」とインタビューで答えている、
　ガブリエルの弟・カリルも昨年12月にプロボクシングでKOデビューしている。シウバ家旋風がボクシング界を席巻するのか、心待ちにしたい。

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