【ボクシング】悪魔王子・ハメドの息子が”ボコボコ”KOデビュー!「相手がひどすぎる」の声も
8月26日(現地時間)ポーランドで、プロボクシング[ウシクvsデュボア]が開催。そのアンダーカードで、“悪魔王子”元IBF・WBO・WBC世界フェザー級王者ナジーム・ハメドの息子の、アダム・ハメド(23=アラブ首長国連邦)がデビューした。
父親譲りな”天才型”スタイルで、見事なTKO勝利を飾ったが、その一方的な勝利ぶりから「相手の弱さがひどい」という声も上がった。
アダムの父ナジーム・ハメドは、元IBF・WBO・WBC世界フェザー級王者。ボクシングセオリーを完全に無視したような動きで、数々のKO劇を生み出した天才ボクサーだ。
その息子のアダムも、以前からSNSで練習を公開しており、ダンスを踊るような軽快ステップ、完全脱力した状態から放つパンチ、人を小馬鹿にするような不敵な表情など、父親そっくりの雰囲気を醸し出していた。
アダムは21年にプロ入り宣言し、以降アマチュア経験は無し。今回、いきなり初試合でプロデビューした。スーパーウェルター級戦で、相手はプロ1勝2敗のヴォイテク・フルディ(17=チェコ)だ。
試合では、1R、サウスポーのアダムが、父親を思わせるノーガードぶりで、ステップ、ジャブのフェイントをかけてゆく。
相手は様子見か、大きくサークリングしては、数発ジャブを放つばかりだ。
開始2分が過ぎようとする頃、アダムの左ストレート、右ジャブがヒットすると、相手は効いたのか、コーナーポストに下がって亀ガードに。
アダムは挑発を交えながらもパンチを入れてゆくが、相手はガード一辺倒だ。そのまま相手陣営がタオルを投げ入れ、試合は終了した。2分9秒だった。
試合動画のコメントには「親父の動きに似てる」と期待の声も上がっていたが「死体と戦っているのか?」「サンドバッグすぎる」「相手の弱さがひどい、無意味な戦いだよ」など相手が弱すぎるのではというコメントも溢れた。
アダムは試合後のマイクで「俺は人を痛めつけるのが好きだ」と、これも父親のようなヒール的コメントをし、さらにコナー・マクレガーの名言「参加するためにここにいるんじゃない、引き継ぐためにここにいるんだ」とも語った。
アダムは父親のように、世界を驚かすパフォーマンスと強さを身に着けてゆくのか、注目したい。
▶次のページ:【動画】ハメド息子が”父親譲り”なスタイルで初回KO!
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