2023/11/16（木）UP
（最終更新：2023/11/16 20:34）

林（左）と住村（右）

　12月24日（日）神奈川・横浜武道館にて開催される『PANCRASE 340』の追加対戦カード8試合が発表された。キング・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ・ウェルター級では、第15代王者の林源平（和術慧舟會Iggy Hands Gym）に、同級2位で元DEEPウェルター級王者の住村竜市朗（TEAM ONE）が挑戦する。

【動画】住村竜市朗、ダブルレッグからバックを奪う瞬間

　キング・オブ・パンクラス・チャンピオンシップ・ウェルター級で防衛戦を行う林は、181cmの長身でブンブン振り回す左右フックが武器のストライカー。昨年12月の『PANCRASE 330』で押忍マン洸太を初回にKO勝ち、今年6月のウェルター級王者決定戦で村山暁洋を判定で下して、新王者となった。

　対する住村は第9代DEEPウェルター級王者で、打撃・寝技どちらでも試合を決める力を持つオールラウンダー。22年5月にDEEPウェルター級のベルトを返上し、今年7月の『PANCRASE 336』では、草・MAXに判定勝利。9月に藤田大をTKOで下して勢いに乗っての王座挑戦となる。

伊藤（左）と有川（右）

　また、フライ級暫定王者決定戦では、同級1位でZST第3代同級王者の伊藤盛一郎（リバーサルジム横浜グランドスラム/ZST）と同級3位の有川直毅（K-PLACE）が争う。

　伊藤はキャリア14勝のうち3KO・9一本という高いフィニッシュ率を誇るZSTの強豪。17年にRIZINへ参戦し才賀紀左衛門に勝利したが、その後3連敗。しかし、現在は浜本“キャット”雄大、橋本薫汰、上田将竜、秋葉太樹を相手に4戦連続のフィニッシュ勝利を飾っている。

　対する有川は、前戦となった今年4月のコルトン・キエルバサ戦では、顔面負傷によるTKO勝利を飾った。この勢いを伊藤にぶつけたいところだ。

河村（左）と透暉鷹（右）

　バンタム級第5代王者決定戦は、同級1位で第2代 FightingNexusバンタム級王者の河村泰博（和術慧舟會AKZA）と、同級2位で第9代フェザー級王者の透暉鷹（＝ときたか/ISHITSUNA MMA）のマッチアップとなった。

　河村は、現FightingNexusバンタム級王者でRIZINでも印象的な戦いを見せたグラップラー。今年9月は井村塁からフロントスリーパーで一本勝ちを奪っている。

　一方の透暉鷹は、昨年7月に亀井晨佑をグラウンドで圧倒して一本勝ちしフェザー級暫定王座を獲得、12月はパン・ジェヒョクから判定勝ちを収めた。同王座を返上して、今回バンタム級王座を獲りに行く。

　3大タイトルマッチの他にも、ムハンマド・サロハイディノフ（Katran Gym/タジキスタン）vs松井斗輝（パラエストラ柏）、近藤有己（パンクラスイズム横浜）vs美木航（NATURAL 9）、田嶋椋（OOTA DOJO）vs笹晋久（パラエストラ柏）、川中孝浩（BRAVE GYM）vs佐藤生虎（UNITED GYM TOKYO）、眞藤源太（KINGCRAFT）vs梅原規祥（リバーサルジム武蔵小杉所プラス）と好カードが揃っている。

＜追加対戦カード＞

▼キングオブパンクラスチャンピオンシップ　ウェルター級／5分5R
林源平（和術慧舟會Iggy Hands Gym/第15代王者）
vs
住村竜市朗（TEAM ONE/同級2位、元DEEPウェルター級王者）

林（左）と住村（右）

▼SAWANNA 提供試合　フライ級暫定王者決定戦／5分5R
伊藤盛一郎（リバーサルジム横浜グランドスラム/ZST/同級1位、ZST第3代同級王者）
vs
有川直毅（K-PLACE/同級3位）

伊藤（左）と有川（右）

▼バンタム級第5代王者決定戦／5分5R
河村泰博（和術慧舟會AKZA/同級1位、第2代 FightingNexusバンタム級王者）
vs
透暉鷹（ISHITSUNA MMA/同級2位、第9代フェザー級王者）

河村（左）と透暉鷹（右）

▼フライ級／5分3R
ムハンマド・サロハイディノフ（Katran Gym/タジキスタン/同級5位、2022 IMMAF World Championshipsフライ級優勝）
vs
松井斗輝（パラエストラ柏/同級8位）