2023/11/17（金）UP
（最終更新：2023/11/17 18:34）

トーナメントに出場する4人が計量パスした

　11月18日（土）東京・後楽園ホールで開催される『RISE 173』の前日計量が17日、都内で行われた。王者・大﨑一貴（OISHI GYM）へのタイトル挑戦権をかけた［RISE NEW WARRIORS スーパーフライ級（-53kg）トーナメント］の準決勝（1回戦）で対戦する、HIROYUKI（RIKIX）が52.9kg、長谷川海翔（誠剛館）が52.9kgで計量パス。もう1つの組み合わせでは、政所仁（魁塾）が52.95kg、花岡竜（橋本道場）が53kgと、4選手全員が計量をパスした。
　その後の会見に出席した4選手はそれぞれ、試合へ向け意気込みを語った。

【フォト】トーナメント出場の4人がバキバキボディで計量パス！

　長谷川は第4代DEEP KICK-53kg王者であり、11戦10勝1NC（9KO）のスーパールーキー。今年7月には元ジャパンキック王者・翼に圧巻の初回KO勝ち。高い勝率とKO率に加え、抜群のセンスを誇る。現在高校3年生の18歳だ。

コメントする長谷川

　対するHIROYUKIは元新日本キックボクシング協会王者で、戦績は50戦34勝12敗4分（15KO）のベテラン。今年5月、本トーナメントに参戦する花岡に敗れたが、それまでは6連勝中と好調だった。

　計量を終えて長谷川は、意気込みと勝ち方を問われ「明日のトーナメントを優勝しないと、僕の1つの目標である『高校生のうちにRISEのチャンピオンになる』というのが達成出来ないので、何が何でも優勝しに行きます。RISEを体現して優勝したいです」とコメント。

試合へ向け意気込むHIROYUKI

　一方のHIROYUKIは「過去1番練習してきて、スタミナもすごく自信ついてるので、2試合目も疲れる事なくいけるかと思ってます。決勝まで全力で行きます。RISEはパンチが主流ですけど、僕は蹴りに自信があるので蹴り倒してやろうかと思ってます。決勝は多分足が痛くなってるので、殴りで行きます（笑）」と意気込んだ。

　花岡は“平成最後の怪物”の異名を取る強豪。元KNOCK OUT BLACKスーパーフライ級王者で、ワンデートーナメント優勝の実績も誇る。戦績は24戦21勝2敗1分（8KO）と高く、後ろ回し蹴りなど多くの武器を持つ。

会見で自信を見せた花岡

　対する政所は長年RISEのリングで戦ってきたスーパーフライ級1位のトップランカー。今年7月にライバルであり、親友の風音（TEAM TEPPEN）に判定勝ちして、ランキング1位に浮上。今年8月にはルベン・セオアネにも勝利を収めて、その進化を見せ付けている。両者は昨年8月に対戦しており、その際は花岡がTKO勝ちを収めている。

　会見で花岡は「仕上がりも順調で過去一なので、2試合すごい勝ち方して、大﨑選手にプレッシャーを与えられるようにしたいと思います。準決勝は試合前から結構バチバチなので、RISEを体現出来るような殴り合いが出来ると思うんですけど、決勝は誰が来ても何も言わせず完封で勝ちたいと思います」と自信を見せた。