井上尚弥が勝利に強い自信、自ら握手求め驚くタパレス！熱い視線を合わせる

2023/12/24（日）UP
（最終更新：2023/12/28 22:56）

　12月26日（火）に行われる［WBA・WBC・IBF・WBO 世界スーパー・バンタム級王座統一戦］（東京・有明アリーナにて）で対決するWBC＆WBO王者の井上尚弥（30＝大橋）とWBAスーパー＆IBF王者のマーロン・タパレス（31＝フィリピン）が24日、試合前記者会見を行った。井上は会見終了後、タパレスに握手を求める余裕を見せた。

【フォト】井上が握手求め、驚くタパレス！そしてがっちり握手で熱い視線を合わせる

　会見で井上は現在の体調について「いつも通りぬかりなく仕上げてきた。明日の計量を終えて試合に備えるだけ」と良好な様子。
　体重についても「あと1kg切ってるくらいで、あとは基礎代謝で落とすか、少し半身浴するか」と問題ない。

　2日後の試合について井上は「どんな展開になっても勝ちを手にする試合をする。チャンスが来たらしっかりと逃さないように試合を決めたい。どのみちタパレスはすごくタフなファイターなので面白い試合になる」と激闘を約束した。

　タパレス対策については「サウスポー対策もしてきたし、苦手としていない」と問題ないとし、以前タパレスが「井上に勝利する自信は2000%」と豪語していたが、井上は「そのくらいの意気込みで来てもらったほうが面白い試合になる」と余裕だ。

　父でトレーナーの真吾氏は「スパーリングパートナーが凄く勇敢で、心折れることなく向かってきてくれたので、尚弥が最後まで気を抜かず対応出来た。最高の仕上がりだ」と、メキシコの強豪スパーリングパートナーを迎えベストな練習が出来たようだ。

　一方のタパレスも「体調はばっちり決まっている。減量も順調で、あと1kgもない」と井上と同じく順調だ。
　さらに「良い試合をしたいし、同時に非常に勝ちたいと思っている。ディフェンス面にもトレーニングを積んできたので問題ない。私が勝てばフィリピンにとって歴史的な勝利になる」と意気込む。

　最後に井上は「この試合は歴史的な二階級での4団体統一2人目という偉業。しかし自分のボクシングキャリアを考えると通過点と思う。当日はぜひ見届けてほしい」とメッセージした。

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