【RIZIN】引退試合一本負けの山本美憂、今後の展望に「MMAは引退ですけど…」

2024/01/01（月）UP
（最終更新：2024/01/24 14:54）

　12月31日（日）さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN.45』の[RIZIN MMAルール 5分3R 49.0kg]で伊澤星花（Roys GYM）と引退試合を行い、一本負けを喫した山本美憂（KRAZY BEE / SPIKE22）が、試合後インタビューに応じ、試合の振り返りと今後の展望などを語った。

【フォト】山本美憂、女王・伊澤に悔しい一本負け

　49歳となった山本はキャリア最終戦で、RIZIN最強女王の伊澤と対戦。山本は1Rに伊澤のフロントチョークを何度もしのぐ見せ場を作ったが、2Rにサイドから入るチョークで一本負けを喫した。

　MMAファイターとして最後のインタビューとなった山本は、感想を聞かれると「微妙な感じ。すっきりしていないですね」と苦笑した。その理由は「パワーは私もあったし、やってきた練習でディフェンスもできて、こんな感じかなと思っていたんです」と手応えを感じていたからだという。

　極められてしまったチョークについては、「スクランブルのところで遠いところの足を取りに行ってしまった。これはレスリング時代からやっていた動きなんですが、MMAにとって良くなくて、コーチにも指摘されていたことだったんです。それが思い切り出てしまって、悔しいです」とミスを反省した。

　現役続行の可能性と今後については「今後は、まだ考えいないです。試合が終わって、パッと何かが見えたのはなかったです。MMAは引退ですけど、今後の気分で出てくると思うので、身を任せて行きます」とゆっくり考えるという。

　そして、「MMAのトレーニングは続けるので、出るとかはないですけど、自分の身体が上達していっているんで、もったいないから続けていきます」と練習はするという。RIZINの思い出に残る試合は2回目のRENA戦だといい、「毎回、勉強になっていてすべてのことに意味があって、MMAのみんなに感謝しています。いつまでもRIZINの山本美憂でいます」と最後にメッセージを送った。

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