【ONE】武尊、スーパーレックとバチバチのフェイスオフ！鋭いパンチ披露し“世界最強を証明する”

2024/01/11（木）UP
（最終更新：2024/01/11 20:06）

　1月28日（日）に東京・有明アリーナにて開催される格闘技イベント『ONE 165』のONEフライ級キックボクシング世界タイトルマッチで、王者スーパーレック・キアトモー9（タイ）に挑むことが決まった武尊（日本）が、11日都内にて、スーパーレックとともに記者会見に登壇した。
　当初、武尊はかねてから対戦を熱望していたロッタン・ジットムアンノン（タイ）との試合が組まれていたが、ロッタンの負傷欠場によりスーパーレックとのタイトル戦に変更。今回初めての顔合わせとなり、バチバチのフェイスオフ後は、互いにミット打ちを披露して牽制し合った。

【フォト】武尊が鋭いパンチのミット打ち、スーパーレックが強烈ミドルキックで対抗

　会見ではONEのチャトリCEOが「この試合は、どのような結果になるのか分からないですが、互いにキャリア最大の戦いになるでしょう」と武尊とスーパーレックのタイトルマッチの見どころを紹介。

　そして武尊とスーパーレックが登壇し、フェイスオフでは約10秒間に渡り、互いに視線を外すことなく見つめ合うバチバチの展開が繰り広げられた。

　武尊は、このフェイスオフを振り返り「ONEのチャンピオンとしての強いオーラを感じた。目の奥に強いオーラを感じたので、試合が楽しみになりました」とコメント。対するスーパーレックは「今回、初めて会って興奮しています。日本で一番強い武尊と試合できることが嬉しい」と興奮が抑えられない様子だった。

　ロッタンからスーパーレックへ相手が変更することになった心境について武尊は「ロッタンとやるために準備をしてきましたので、悔しい気持ちでした。でも試合前の追い込みも含めて、毎日命を削ってやってきていますので、試合をしない選択肢はないと思いました。ロッタン選手に勝っているスーパーレック選手で、しかもタイトルマッチ。これ以上ない相手を用意してもらい断る理由がなかったです」とモチベーションが高まったという。

　そして「世界最強のONEで勝って、世界最強を証明します。必ず勝ちます」と武尊が語れば、スーパーレックも「日本で一番強い武尊に勝って、一番強いことを証明します」と負けずに答えた。

　武尊はスーパーレック戦について「相手はムエタイのテクニックが高く、蹴りが強い。試合内容も僕のパンチか、スーパーレック選手の蹴りか。5Rあるんで、どちらかが倒れると思っています」と予想し、「これが最後と思って戦いますし、この試合で終わったとしても必ず僕がベルトを巻きます」と、この一戦へ向けての覚悟を明かした。

　スーパーレックも「KOになる」と予想しているため、武尊のパンチとスーパーレックの蹴りが激しくぶつかり合うKO必至の戦いが見られることになりそうだ。

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