【RISE】安本晴翔と梅井泰成のフェザー級上位対決が決定、両者“ハイレベルな攻防”を約束=2.23

2024/01/13（土）UP
（最終更新：2024/01/13 16:57）

　2月23日（金・祝）東京・後楽園ホールで開催される『RISE 176』の対戦カード発表会見が13日、都内にて行われた。［RISEフェザー級（-57.5kg） 3分3R延長1R］として、同級2位の梅井泰成（Mouton）と同級4位の安本晴翔（橋本道場）が対決する。

【動画】安本が強烈ハイキックでKOする瞬間！

　梅井はレスリングや柔道をバックボーンとするフィジカル強者。20年11月にRISE参戦以来5連勝、22年3月のフェザー級王座決定戦で平野凌我に判定勝利しベルトを獲得。しかし、同8月の防衛戦で門口佳佑に敗れて王座陥落となった。昨年2月に魁斗と対戦して判定負け。10月のウォーム戦は偶発的なローブローでドクターストップ、ノーコンテストとなっている。

　対する安本は幼少期からアマチュアで150戦以上を経験し、24冠王に輝くなど活躍。プロデビュー後はWBCムエタイ日本統一フェザー級王座など4冠を獲得した。昨年8月、勝てば王者・門口佳佑への挑戦が確実とも思われていた魁斗戦では判定負けとなったが、11月に澤谷大樹に判定勝利して再起を飾った。

　会見で安本は「今年中にフェザー級のベルトを取りたいと思ってるので、ここは勝って次に進めたいと思います」とタイトル獲得へ向けた通過点だという。
　梅井は「安本選手は日本のフェザー級の中でもトップクラスだと思う。この選手を倒したら、タイトル戦に向けていいマッチが組まれると思うんで、ここをまず1発目乗り越えて積み上げていきたいです」と意気込んだ。

　相手の印象に関して、安本は「前チャンピオンというのもあって、強いのはもちろん、巧さもあると思います」とし、梅井は「とりあえず速いし、やっぱ攻撃のキレとかもすごい。オールラウンダー的な感じですかね」と互いに高く評価。

　戦いとなったら、どんな試合になりそうかという質問に安本は「技術の攻防だったり、レベルの高い試合が出来ると思ってます」、梅井は「自分も同じで、レベルの高い攻防が出来ると思います。その中で倒す場面をしっかり作れたら最高ですね」と語った。

　果たしてこの上位ランカー対決を制するのはどちらになるか。両者が口にした、ハイレベルな攻防を期待したい。

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