2024/01/25（木）UP
（最終更新：2024/03/31 11:44）

亀田和毅がドラミニとリマッチ決定！負けたら引退を覚悟！25日会見にて

　3月31日（日）、名古屋国際会議場にて開催される『3150FIGHTvol.8』の［IBF世界フェザー級 12回戦］で、同級6位で元2階級世界王者の亀田和毅（32=TMK GYM）が同級2位のレラト・ドラミニ（29=南アフリカ）とダイレクトリマッチを行うと25日、都内で行われた会見で発表された。
　昨年10月、IBF2位決定戦でドラミニに判定1-2で敗北。和毅は17日、自身のインスタグラムにて「わがままが通るならアイツとダイレクトリマッチをやりたい。負けたら引退！亀田劇場の終幕や」と衝撃発言。現在は昨年7月にトレーナーライセンスが復活した父・亀田史郎氏が和毅のトレーナーに就任し、トレーニングを重ねていることも語られた。

【フォト】父史郎がトレーナー復帰で和毅を猛特訓！

　会見に出席した和毅は「SNSに書いた通り、負けたら引退、同じ相手に負けるのだから当たり前ですよね。あの相手にまた負けたら世界なんてまず無いですし、ま、それくらいの覚悟を持って上がるので、まず負けないですけどね」と覚悟のコメント

　対するドラミニは現地からオンラインで会見に参加「リマッチに対しては非常に良く思っているしエキサイトしている。リマッチに向け練習している。和毅選手は速くて距離をとっても戦えるし非常にタフ、素晴らしい選手だ」と評した。

　なぜこのリマッチは実現したのか。当初、亀田興毅3150FIGHTファウンダーは、このリマッチには反対だったという。「亀田家として、兄弟として、あのようなスタイルの闘い方をするんだったら、ボクシングやめた方がいいと。さらに『KWORLD3』会長の大毅（亀田家次男）も和毅に“もうやめておけ、これ以上やってもボロが出るだけだ。昔からスタイル変わってないし変わることがない。2階級制覇したのは立派やし、もう第2の人生に行きなさい”と言うくらい、大毅は和毅に言って。それでも“もう一回”という気持ちが強く、僕のところに来た」と、兄弟の反対を押し除けてまで、このままでは終われない納得のできない部分が和毅にはあったようだ。

　亀田興毅ファウンダーは前回の和毅の戦い方には心を揺さぶられるものが無かったという。次に試合をするのであれば覚悟、決意が必要とも語った。

　そこで亀田家が全員集まって会議をしたという。
「そこでトレーナーライセンス復活（23年7月交付）した父も含め、亀田家全員で集まって、和毅にどこが足りないかを話した。最終的にはメンタル的なところ。良い技術は持っているけど、それが出せないと言うのも欠点。そこで最後、押せるのは親父しかおらんやろと。僕と大毅は親父にボコボコにされて育った世代なんですけど、改めて親父に精神的な柱となってやってくれないかと。親父も和毅も覚悟を決めてくれと。次はそれなりの試合をしてくれるのなら俺はプロモーターとして再戦、リマッチに動くと。これでダメなら和毅に次ないと言ったら、“何としてでもやる”と。そこで、この試合を実現するために動いた」とリマッチが実現した経緯を語った。

　それを受けて和毅は「あんな試合してたら自分も見てる人も納得いってないですし、面白い試合もできてなかった。次はみんなが見ていても“あいつ変わったな”と言えるような試合をしたい」と意気込んだ。

　昨年11月に父・亀田史郎氏がトレーナーに就任し猛特訓を重ねてきている。興毅ファウンダーは「あとは3月31日にどのような試合をするのか、というのを見てみたい」と期待に胸を膨らませた。

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