魔裟斗、那須川天心に進化を感じたポイントとは?期待する夢のカードにも言及
1月23日にボクシング3戦目を迎えた那須川天心(25=帝拳)は、ルイス・ロブレス(25=メキシコ)からTKO勝利を飾った。
この試合について魔裟斗が、昨日24日、自身のYouTubeチャンネルで解説し、那須川の進化したポイントを語った。
【フォト】魔裟斗が評価した那須川の右ジャブ、“効かせた”ボディブロー
魔裟斗は「天心の右が良かったね。右ジャブをついていって左ボディ打って、右フックまで返していった。1R目から自分のペースを作ってましたね」と那須川のペースで試合が進んでいたことを評価した。
さらに「キック時代のフットワークを使うスタイルではなく、完全にベタ足で強いパンチを打てるようにして、ずっと右に回ってプレッシャーをかけていった」と進化した姿を指摘。ロブレスが前へ出た時に「カウンターも当てていた」といい、「前半でボディを効かせて、後半に顔で倒すことを考えていたんじゃないかな」と魔裟斗はゲームプランを分析した。
那須川はこれまで判定勝利だったため、「結構、いろいろな声があったから、今回は絶対に倒そうとして、よりアグレッシブでどんどん自分からいっていた」とKOを意識していたことを感じた魔裟斗。その中でも「前の手の使い方が良かった」と右のリードパンチで試合を作り「3Rに左ボディが効かせた」と完全に試合を掌握していたと見ていた。
最後にロブレスが、右足首を痛めたとして4Rが始まっても立ってこなかったシーンにも触れて「どこで足を痛めたいたんだろうね。痛かったんだろうけど、俺には戦意喪失に見えた。強いなと思ったんじゃないの?あのまま続けていてもKOになっただろうね」と那須川の強さを称賛した。
今後の那須川について魔裟斗は「世界チャンピオンになるなと思った。そのくらい強かったよね。今回の試合が一番進化したように見えた。いきなりドーンと強くなった感じ。あれだけスピードのある攻撃を見たら、武居もやりにくいだろうなと思った」と同階級で元K-1王者の武居由樹との比較も。
日本のバンタム級は、武居、井上尚弥の弟でWBA世界バンタム級王者の拓真、またWBO世界二階級(フライ&スーパーフライ級)制覇の中谷潤人など、強豪が揃っている。魔裟斗は「まさに群雄割拠、ボクシングの黄金時代だね」と夢のカード実現に期待をかけた。
その中でも格闘技ファン的に見たいカードは、那須川天心と武居由樹の対戦だろう。武尊と親交のある元K-1王者の武居との試合は、まさに黄金カード。世界を意識している2人が対戦することはあるのか、興味は尽きない。
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