2024/03/27（水）UP
（最終更新：2024/03/27 22:42）

王者・璃明武（左）と倉田が対決

　3月30日（土）東京・後楽園ホール『Krush.159』で行われる［Krushスーパー・バンタム級タイトルマッチ（3分3R 延長1R)］では、王者・璃明武（K-1ジム総本部チームペガサス）が挑戦者・倉田永輝（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）を相手に2度目の防衛戦を行う。試合前インタビューでは、両者ともにKOを狙うと意気込んだ。

【動画】挑戦者・倉田永輝が鮮烈ハイキックで一撃KO勝利！相手は失神

　璃明武は21年の［第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント］を勝ち抜き、王座戴冠。
　22年6月の『THE MATCH 2022』では江幡睦に延長判定で敗れ、約1年間のブランクを作るも、昨年7月には永坂吏羅を相手に初Vを果たした。

　当初は岩尾力が挑戦者だったが負傷欠場、倉田に変更となった。
　その倉田は19年にバンタム級でデビューするも、22年にスーパー・バンタム級に転級。3連勝の後、昨年2月に判定負け。しかしその後2連勝、前戦は12月、龍翔に2R KO勝利している。

　璃明武は試合前インタビューで、倉田について「KO率はけっこう高い。パンチはあるのかな。油断はしちゃダメだと思う」と警戒する。

　初防衛戦以来、重点を置いてきた練習として「基礎をしっかり見直しつつ、スパーリングもバンバンやってきた。今ケガもないので、すごく調子いいし、不安な要素は何もない」と万全だとする。

　そして「今回は試合内容が大事。相手には『何回やっても勝てないな』と思わせたい。もちろんKOは狙っています。今回圧倒的なレベルの違い、『このレベルじゃないんだぞ』というのを見せ、K-1に乗り込みたい」と、金子晃大、玖村将史が君臨するK-1スーパー・バンタム級戦線に割って入ると意気込んだ。

　対する倉田は王者の印象について「本当にうまい選手。雑に入ったところに合わされないようにしないといけない。ヒザ蹴りや左ジャブなどの細かい技術がうまいな」とリスペクトしつつ警戒する。

　昨年、一昨年は5勝(3KO)1敗と好調の倉田だが「格闘技に対する向き合い方、考え方が変わった。集中してやるようになったし、スーパー・バンタム級はパワーも残ってるし動きやすい感じがして、今は絶好調で動けている」と自信を持つ。

　この大一番に「ここで勝つか負けるかで格闘技人生が大きく変わる。絶対KO決着で決めたい。やるかやられるか、失うものはないので、ガンガンいきたい」と全てを懸けて王座をもぎ取ると意気込んだ。

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