【巌流島】ぱんちゃん璃奈、プロ初黒星も“壮絶な打ち合い”に称賛の声！「感動させられた」

2024/05/04（土）UP
（最終更新：2024/05/05 14:57）

　5月3日（金・祝）21時より巌流島公式YouTubeで配信された『巌流島バーチャルファイト』の［キックボクシングルール/3分3R（延長1R）49.5kg契約］では、ぱんちゃん璃奈（30=フリー）がルシア・アプデルガリム（20=アルゼンチン）と対戦。激しい打ち合いを演じるも、判定負けで悔しいプロ初黒星となった。
　それでも、ぱんちゃんの一歩も引かない姿にYouTubeのコメント欄では「感動させられた」など称賛の声が多く寄せられた。

【フォト&動画】ぱんちゃんの右目が大きく腫れた顔、激闘シーンも

　ぱんちゃんは元KNOCK OUT2階級制覇王者で、17戦17勝 （4KO）無敗を誇る。対するルシアは20歳の新鋭。キックではルシアも12戦10勝0敗2分と無敗で、テコンドーをバックボーンとし、母国では52kgと、ぱんちゃんよりも上の階級で試合をしている危険な相手だ（今回は49.5kg契約）。

　試合は1R、ルシアが鋭い右ストレートをぱんちゃんにクリーンヒット！右カーフキック、左ジャブと攻撃を返すぱんちゃん。ぱんちゃんのジャブに合わせて、ルシアは右を当てていく。

　2R、ルシアはアグレッシブに左ジャブ、ワンツーやフックを見舞う。ぱんちゃんの鼻血がひどくなり、ドクターチェック。更にルシアは右フックもヒット、ダメージを感じさせるぱんちゃん。

　そして迎えた最終3R、ルシアはガードを固めて前進し、右フック。掴んでのヒザ蹴りを打つぱんちゃん。距離が離れるとルシアも左フック、右ストレート。近距離で打ち合う両者だが、ルシアが右ストレートをヒット。ぱんちゃんも最後まで気合いで左右フックで打ち合っていった。

　ジャッジは1者が引き分けで2者がルシアを支持、ルシアが2-0の判定勝ち。ぱんちゃんは無念の初黒星となってしまったが、キックボクシング公式戦ではない為、キックの戦績に黒星はつかない。

　試合を振り返るVTRでぱんちゃんは「どうしても意地でも勝ちたかった。7年振りに負けたんですよアマチュアも入れて。命かけてやったので負けたら辛いと思ったけど、今回は出し切れたなと思っています。悔しいけど、あのリングで戦えたことは自分頑張ったなと思います」と涙ながらにコメント。

　視聴者からは「ぱんちゃんに感動させられた。相手とスタイルも似てて無敗同士の意地、気持ちの見える凄い試合だった」「ぱんちゃん良くやったわ」「ぱんちゃんかっこよすぎた！ナイスファイト！」「ぱんちゃん　過去最高の試合ちゃう？」など健闘を称える声が並んだ。

　今回の負けを糧に、次はどれほど成長した姿を見せてくれるか。公式戦での再起を期待したい。

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