2024/07/13（土）UP
（最終更新：2024/07/13 17:47）

木村琉音がマッスルボディで計量パス

　7月14日（日）東京・後楽園ホールで開催される『DEEP 120 IMPACT』の前日計量が13日、都内にて行われた。今回はタイトルマッチなど好カードが揃うが、DEEPの佐伯繁代表が「第1試合の木村琉音（きむら・りお）選手（K-clann）は、注目しておいた方がいい」という。
　デビュー戦の木村はDEEPフライ級 5分2Rに出場するが、計量では57.10kgでパスし極真らしいがっちり筋肉ボディを披露。対する斎藤璃貴（さいとう・りき、Fight Holic）も、57.00kgで計量パスしてマッスルポーズを作って対抗した。

【フォト】注目の木村琉音が極真のがっちりボディで計量パス！斎藤璃貴もマッスルポーズ

　第1試合に出場する木村は、幼少の頃から極真空手（松井館長）を学び、小学高学年で国際親善大会で準優勝。那須川天心を輩出したキックボクシングの名門TEPPEN GYMで技術を磨く。その後MMAでデビューするためにK-clannの門を叩き、アマチュアMMAでは2020年12月のファイティングネクサスで13秒でKO、21年6月のDEEP東京大会でも15秒でKO勝ちを収め、昨年3月のDEEPフューチャーキングトーナメントバンタム級を制した。

木村はKOを狙うと宣言

　対する斎藤も、今年4月のDEEPフューチャーキングトーナメントバンタム級で優勝し、今回が待望のプロデビューとなる。

　計量を終えた木村は「明日、KOします」と一言。斎藤は「デビュー戦で、このような舞台で試合をさせていただきありがとうございます。明日は後楽園を楽しみます」と意気込みを語った。

　木村はイーファイトの取材に応じ、「やっと来たなという感じです」と明日のプロデビューが楽しみだと明かした。バックボーンを確認すると、極真空手を年少から中学1年生まで学び、小学校の時に全国2位になったそうだ。4年くらいキックのアマチュアの試合に出場し、プロを目指している時にK-clannの横田一則代表から声がかかったという。

斎藤はデビュー戦を楽しみたいとリラックスした表情

　その経緯について木村は「同じマンションに横田さんが住んでいて、横田さんの子どもが僕と同じ空手の道場に通っていて、そのつながりでK-clannに行くようになりました」と明かした。DEEPフューチャーキングトーナメントでは打撃のみで勝ってきたため、プロデビュー戦ももちろん打撃でのKOを狙いにいくと語った。

　おそらく斎藤はテイクダウンで寝技を狙ってくると予想されるが「寝技にさせない」と自信満々の木村。最後に目標を聞くと「まだ考えてないけど、勝っていけば（大きい舞台に）つながる」と笑顔を見せた。

　注目の木村が衝撃デビューを飾るか、それとも斎藤が逆に台頭して目立つか、明日は第1試合から目が離せない！

▶次ページは、【フォト】注目の木村琉音が計量パス！斎藤璃貴もマッスルポーズ