小学校美人教師、世界トップ級団体のプロMMA選手に!「私の影響で子供たちが格闘技を好きになったの」
9月28日(現地時間)のスコットランド・グラスゴーで開催される、世界トップ級の総合格闘技イベント『PFL Europe 3: 2024 Playoffs』でプロデビュー戦を迎える美女ファイターのジェンマ・オルド(33=スコットランド)。現役の小学校教師という異色の肩書とアマチュア無敗の実績を持つ彼女が注目を集めている。
【フォト】美人教師オルド、鍛えた肉体、試合で一本勝ちしたシーンも
オルドは今年6月にPFLと複数試合契約を結んだ女子フライ級のホープ。昨年からMMAのアマ試合に出場し6戦無敗で複数団体のベルトを持つ。アグレッシブな戦いで、4フィニッシュ(1KO・3一本)と決定力が高く注目されていた。
そのオルドが16日掲載の英メディア「THE SUN」で特集記事が組まれた。記事の中でオルドは格闘技との出会いを説明。元々は6年前にダイエットのためにムエタイジムに入会。健康維持が目的だったが、柔術、MMAなどムエタイ以外のクラスにも参加していくうちに格闘技にのめり込んだという。
試合に出る様になってからわずか10カ月間で6戦全勝を飾ったオルド。するとUFCに次ぐ世界トップクラスのビッグプロモーションのPFLから契約の連絡が。「PFLという素晴らしいチャンスが巡ってきて、断る理由がなかった。すぐにプロになるしかないと思った。」と、契約に即答したという。
しかし、彼女は現役の小学校教師。試合に出る様になってから教師と選手の両立で苦しんでいた。「朝から学校で仕事をしてから、そこからジムに行き、毎日10時から11時まで練習漬け。正直楽ではない」とその苦労を語る。
そんな中でも彼女を支えたのは学校の生徒たちだった。「子供たちが私の試合を会場で観戦してくれたり、YouTubeで見てくれたりしている。男の子は元々ファイトが好きだけど、女の子で私の戦う姿を見て格闘技に興味を持つ子が出てきて、それがたまらなく可愛い。私の影響で子供たちが格闘技を好きになったの」と喜ぶ。
実際、オルドはアマチュア大会で獲得したベルトの裏には子供たちと一緒の集合写真を貼っているという。
「私がやっている格闘技には規律と自己犠牲の精神を持つことが大切だということを子供達には理解してもらいたい」と語るオルド。2ヶ月後のデビュー戦、まだ相手の発表はないが、どの様な戦いを見せるのか、期待したい。
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