2024/07/31（水）UP
（最終更新：2024/08/04 06:50）

角田が念願の五輪金メダルを獲得した。PARIS, FRANCE – JULY 27 (Photo by Getty Images)

　パリ五輪、柔道女子48kg級の決勝で角田夏実（31）が巴投げから腕十字などで一本、技ありの快進撃で金メダルを獲得した。
　気になるのは、角田の今後。彼女は1カ月前、自身のYouTubeチャンネルで総合格闘技のRIZINスーパーアトム級王者の伊澤星花と対談し、オリンピック後のことについて語り、MMAへの興味を示していた。

【フォト＆動画】角田が巴投げで金！彼女のバキバキ腹筋も！動画では結婚とMMAへの想い明かす

　角田は、オリンピックが行われる1カ月前の自身のYouTubeチャンネルで、大学柔道部の後輩の伊澤星花と対談し『私、結婚したいんです』と題した動画を配信している。

五輪で角田の豪快巴投げ！ここから関節技へ移行するのも得意としている（CombateのXより）

　その動画でスタッフからオリンピック後のことを聞かれた角田は「いっぱい考えはあるんですけど、道場をやりたいとか。現役はあと1年くらいやるかな。次のオリンピックは年齢的にも…。道場やったり海外にも行きたい。まあ総合格闘技（MMA）も興味ある」と答えた。

　そして、「基本的には今の柔道から派生してできること」と角田は明かし、「（柔道の）道場を日本でやるか海外でやるかとか。海外を回ってみて、結局、日本で道場をやることになるのかもしれない。ヨガもやっているので、インストラクターの免許をとって道場で一緒にやれたらいいなあ」と続けた。

　さらに角田は「どこで結婚するか、どこで子どもを産むか、総合格闘技をやるならどこでやるか、考えてたら忙しい」と苦笑する場面も。タレント活動にも触れて「結果次第ですけど、誘いがあったら嬉しい。それ一本にはしないけど」とも語っていたため、金メダルを獲得した今、ビジュアルも含めて引く手あまたになりそうだ。

角田は大学の後輩の伊澤星花と対談し、MMAに興味があることを明かしている（角田夏実の部屋より）

　角田と伊澤は東京・小金井市にある東京学芸大学柔道部に所属しながら、小平市内にある総合格闘技ジムの高本道場でグラップリングを進化させた。角田の巴投げから腕十字は以前から出していたが、高本道場でさらに腕十字を進化させたのだ。また、伊澤は大学院に進学した20年6月から高本道場で総合格闘技を始め20年10月、DEEP JEWELSで同ジムでプロ総合格闘技デビューを果たしている。（現在はJTTに所属）。

　できれば、柔道世界一の寝技技術をMMAで披露してくれると、格闘技ファンは喜ぶことになるが、はたしてどうなるのだろうか。ちなみに彼女の体重48kgの階級だと女子アトム級（46kg）からスーパーアトム級（-49kg）になるため、伊澤のライバルとなる可能性も出てくる。先輩後輩の対決になれば話題になるが、角田がどんな道を選ぶのか今後に去就に注目が集まる。

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