【UFC】王者ペレイラ、驚きのミドル級復帰を示唆！影響された”あるファイター”とは

2024/08/19（月）UP
（最終更新：2024/08/19 14:22）

　UFC世界ライトヘビー級王者のアレックス・ペレイラ（37=ブラジル）が18日に自身のインスタグラムを更新。昨日の『UFC 305』のメインイベントでイスラエル・アデサンヤ（35=ナイジェリア）に一本勝ちを収めたUFC世界ミドル級王者のドリカス・デュ・プレシ（30=南アフリカ）の写真を投稿。その投稿である“驚きの宣言”をしたことが話題となっている。

【動画】王者ペレイラの豪快ハイキックとアデサンヤの無念のタップ負けの瞬間

　ペレイラは戦績11勝（9KO）2敗で試合決定率81%を誇るミドル級、ライトヘビー級の2階級制覇王者。
　ミドル級時代にはショーン・ストリックランド、アデサンヤに勝利。その後、23年11月にライトヘビー級王座決定戦として元同級王者イリ―・プロハースカと対戦し、KO勝利で王座戴冠を果たした。
　今年4月には元同級王者ジャマール・ヒルに1R KO勝利を収め、会場を沸かせた。
　そして6月の『UFC 303』では、2度目の防衛戦でプロハースカと再戦。2R開始直後の豪快なハイキックによりKO勝利したばかりだ。

　ペレイラは自身のインスタグラムに「もう一度84kg（ミドル級）まで落とします」とポルトガル語と英語でコメント。この投稿には19日現在までに131万のいいねと2万5000件のコメントがついており、大きな話題となっている。

　このコメントは昨日敗戦したアデサンヤがきっかけで投稿したことが考えられる。ペレイラとアデサンヤはキックボクシング時代からのライバルだ。
　22年11月にUFC世界ミドル級タイトルマッチとして2人の3度目の対戦が実現。この試合ではアデサンヤが全体を通して優勢に進めるも、ペレイラにKO負けを喫し王座陥落した。
　23年4月には、王者ペレイラにアデサンヤが挑戦する形で4度目の対戦。試合前はペレイラの勝利予想が多かったが、2R アデサンヤが衝撃KOでペレイラに初勝利を飾り、王座に返り咲いた。

　この投稿を見たファンからは「これは熱すぎる」「仇を取ってほしい」「アデサンヤのこと好きすぎでしょ」など多くの喜びのコメントが寄せられている。

　ペレイラは10月6日にライトヘビー級タイトルマッチとしてカリル・ラウントリーとの対戦が既に決まっている。もし10月の試合で王座を防衛することができれば来年の春頃にはミドル級に再び階級を落とし戦う可能性もある。ライトヘビー級での防衛戦を望む声も多い中、ペレイラの動向に注目が集まっている。

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