亀田和毅の相手ドラミニ、謎の“靴下”練習に史郎トレーナー激怒！裏ではキレキレ練習アップ

2024/08/20（火）UP
（最終更新：2024/08/21 12:43）

　今月24日大阪・吹田市の大和アリーナにて、プロボクシング［IBF世界フェザー級挑戦者決定戦］で同級3位・亀田和毅（TMK GYM）と対決する、同級2位レラト・ドラミニ（南アフリカ）が19日、大阪府内で公開練習を行った。
　ドラミニはボクシングシューズも履かない“靴下”で短い練習を終了。視察に来ていた和毅のトレーナーで父の史郎氏も「なめとる」と激怒した。
　しかし南アフリカのメディアでは、来日後の“キレキレ”ミット打ちを配信。史郎氏を警戒したのか。

【フォト・動画】“なめとる”ドラミニが靴下でミット打ち！前日のキレキレ練習ぶりも

　 両者は昨年10月にIBF2位決定戦を行い、ドラミニが細かいステップからの手数で、判定2-1で勝利。
　今年3月に再戦が組まれるも、一旦消滅。和毅は代打のケビン・ビジャヌエバと戦いTKO勝利した。今回は仕切り直しの再戦となる。

　19日の公開練習前に会見が行われ、史郎氏がレポーターとして突撃した。
　史郎氏が「和毅は昨年10月の試合からトレーナーを俺に変更、ボクシングスタイルを攻撃的なスタイルに変更している」と告げると、ドラミニは「攻撃的なスタイルで、接近戦で勝負してもらえた方がやりやすい」と飄々と答える。

　さらに史郎氏が「日本では最近、計量オーバーが多発している。体重の方は大丈夫か？計量オーバーだけはやめて欲しい」とプレッシャーをかけると、ドラミニは「私は今までのキャリアで計量オーバーしたことはない。心配しないでもらいたい」とはねつけた。

　公開練習でドラミニは、ボクシングシューズを履かずにリングイン。靴下のまま、本来の構えではないサウスポースタイルでシャドウを30秒ほど見せた後、トレーナーも素足でリングイン。
　ドラミニはサウスポーのまま、ミットに軽くパンチを打ちこみ、これも30秒ほどで終わった。

　史郎氏は「こっちが盛り上げようとしても全然しゃべらん」と愚痴った後「イメージではもっと大きいイメージがあったが、今日、実際に会ったら小さかった。これならパワーアップした和毅が吹っ飛ばすと思う」と自信を持つ。
　靴下での練習については「シューズも履かんやつなんておらんぞ。ボクシングをなめとる」と激怒していた。

　しかしドラミニは地元ボクシングメディアでは、来日後のトレーニングの様子、キレキレのシャドウやミット打ちを公開している。おそらくは敵陣トレーナーの史郎氏を目の前に、手の内を見せることを恐れたのだろう。

　ドラミニは同メディアで「（和毅は）積極的に攻めてくると思うけど、僕はボクサースタイルでもファイタースタイルでも戦えるから、彼が何を持ってきても対応出来る」と自信。
　更に「彼をKOし、引退させる。絶対に世界王者にならなくちゃいけないから」とKO勝利宣言もしている。

　ドラミニが和毅を返り討ちし、挑戦者権を手にするのか。パワーアップした和毅がリベンジし、世界王座に王手をかけるのか。

▶次のページ：【フォト・動画】“なめとる”ドラミニが靴下でミット打ち！前日のキレキレ練習ぶりも

• 1
• 2

• ≪ 前のページへ
• 次のページへ ≫

●編集部オススメ

・【フォト・動画】“なめとる”ドラミニが靴下でミット打ち！前日のキレキレ練習ぶりも

・亀田和毅と再戦のドラミニ「彼をKOし、引退させる」和毅のスタイルチェンジにも「準備は万全」

・ヘイニーに逮捕状か、”動画も拡散”一般人を殴った疑いで捜査へ

・タイソン完全回復、ジェイクをパンチで突き飛ばす！「準備は出来たぜ」ジェイクは憮然

・KO負けラウンドガール、ヤケクソか全身ボディペイント計量のフォト集公開「強くなって戻ってくる」