ヘイニーに逮捕状か、”動画も拡散”一般人を殴った疑いで捜査へ
8月16日(金)米国カリフォルニア州の祭りで、プロボクシングWBC世界スーパーライト級休養王者のデヴィン・ヘイニー(25=米国)が、一般人と喧嘩になり、仲間と一緒に殴打した疑いが出ている。
この件を警察が捜査中であり、逮捕の可能性もあると海外『Marca』誌等が報じた。
暴行の瞬間の動画は、SNSで拡散が続いているが動画は後ろ姿でヘイニーのパンチがヒットしているか微妙なところだ。
【フォト・動画】当たってる!?ヘイニーが一般人に左フック!その後、仲間が男をボコボコに…
ヘイニーは世界ライト級4団体を統一、今年4月にはライアン・ガルシアと対戦も3度ダウンを奪われ判定負け。後にガルシアのドーピング陽性によりノーコンテストとなったが、現在はガルシア戦のダメージにより、WBC世界スーパーライト級の休養王者となっている。
問題の動画は、16日にSNSにアップされた。ヘイニーは仲間数人と祭りに訪れていたが、祭りに参加していた男と口論となり、ヘイニーが男に左フックを繰り出す!
動画では当たっていないようにも見えるが、定かではない。
結果、男は倒れず、しかしその後ヘイニーの仲間たちが男を袋叩きにしてしまった。パトカーのサイレンらしき音が鳴ると、ヘイニーは真っ先に現場を離れていった。
その後、仲間たちも逃走。警察は被害者の男に事情聴取のみを行い、現在捜査中ということだ。
このヘイニーの動画には「ボクサーとして恥ずべき行動」と批判の声が多かったが、”宿敵”ガルシアなどは「こいつは民間人もKO出来ないのか。チーム全員で一人を襲うなんて、素晴らしいお手本ですね」と嫌味たらしく攻撃している。
ヘイニー自身は、SNSで男から”人種差別的な言葉”を投げられたためと釈明(その後削除)したが、その後SNSへの投稿は無い。
海外メディアは「彼のキャリアにも影響を及ぼす可能性がある」とし、捜査や発表を見守るとしている。
同階級のWBOスーパー王者テオフィモ・ロペスやその父は、今回の件について「ガルシアからの屈辱的な”敗戦”以降、彼(ヘイニー)の行動は悪化している。リベンジし、名誉回復を果たさないと、彼の悩みや暴力的な行動は続くだろう」とガルシア戦で大きく傷ついた影響だと推測している。
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