【UFC】秒殺KOデビューの中国マッスル女子ワン、元女王シェフチェンコを挑発! 「打撃は私の方が上、いつでも戦う」
8月25日(日本時間)に米国ネバダ州ラスベガスで開催された総合格闘技イベント『UFCファイトナイト・ラスベガス96』で秒殺KOデビューを飾った“中国マッスル女子”ワン・ツォン(32)。試合後インタビューにて、元フライ級王者のヴァレンティーナ・シェフチェンコを名指しし「打撃は私の方が上。いつでも戦う」と挑発した。
【フォト&動画】ワンの衝撃KOシーン、鍛えたマッスルボディも
ワンは散打の世界王者の肩書を持ち、過去にキック、ボクシングで無敗の活躍を見せ、22年からMMAに転向すると5戦全勝の快進撃。今年5月の『Road To UFC』の非トーナメント試合でギロチンチョークで圧巻の一本勝ちを飾り、UFC契約を勝ち取った。鍛え上げたマッスルボディから繰り出す豪打が特徴だ。
そのワンが本大会の女子フライ級マッチにて、ヴィクトリア・レオナルド(米国)に1R1分2秒、わずか62秒の秒殺KO勝利。右クロス一撃で相手を倒した。
UFC初参戦ワンの豪打に「次元が違う」「すぐに上位ランカーに食い込むだろう」「フライ級でワンパンKOなんて…」と解説者が驚いたほどだ。
ド派手なデビュー勝利を飾ったワン。試合後の会見でも、ファイトスタイル同様に言葉もアグレッシブだ。
2015年にキックボクシングマッチで対戦し勝利したシェフチェンコを名指しし「彼女と私を比較すると、確かに(MMAの)経験値は彼女の方が上。でも、私はボクシングの試合経験もあるし、打撃では私が上だと信じている。もし彼女が私との対戦を受けてくれるなら、私はいつでも戦う」と、挑発的に対戦をアピールした。
この対決には、早くも“アレックス・ペレイラvsイズラエル・アデサンヤの女性版”との声も上がっており、キック時代からの因縁の2人がUFCを舞台に再戦し決着をつけるかに注目が集まっている。今後の動向に注目だ。
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