2024/09/06（金）UP
（最終更新：2024/09/06 20:21）

武尊の新たな対戦相手はラウェイ出身の19歳、KO率100%のタン・ジン

　9月27日（金）にタイ・ルンピニースタジアムで開催される『ONE Friday fights 81』のフライ級キックボクシングバトルマッチ。注目される武尊（33=team VASILEUS）と対戦予定だったブラックパンサー（24=タイ）が昨日、自身のSNSで足の怪我での欠場を発表。そして本日6日、主催者は新たな対戦相手としてミャンマーラウェイ出身で連続KO中のタン・ジン（19＝Taw Win Ayeyar Club)を発表した。

【動画】タン・ジン、キレある蹴りと強烈パンチで豪快KO勝利

　大会1ヶ月を切っての対戦相手変更は前回に続いて2度目。武尊にとってはこれから３週間で相手の動きを研究し調整していくなど大きな壁となる。
　相手は伸び盛りの19歳でONE２戦ともKOという強豪。わずか２戦ではあるが、現在KO率100％。しかしその２戦のKOも圧倒的な差で勝利している。
　今年2月の「ONE Friday Fights 52」では強烈な左ストレートでぐらつかせローキックを畳み込み2R40秒でTKO勝利。
　今年8月の「ONE Friday Fights 76」では強烈なパンチを上下に打ち分け1Rわずか74秒で勝利している。

身長170cmでパンチから蹴りのキレも鋭い。再び武尊に世界の強豪が襲いかかる。

　通常、選手は試合の2～3ヶ月前から相手の対策を徹底的に体に覚え込ませるのだが、ロッタンのときも約３週間前に欠場が発表されスーパーレックとなっている。数ヶ月、ロッタン対策をしてきて３週間前に相手が変更になると、一度身につけた動きを変更しなければならないことが多く、短期間にその選手の対策の動きを新たに身につけなければならない。

　武尊が万全の調整で挑めることを祈りたい。

【動画】タン・ジン、キレある蹴りと強烈パンチで豪快KO勝利