カシメロ「井上尚弥のような眠たくなる試合はしない」念願の井上戦に向け圧勝宣言＝10.13横浜

2024/09/09（月）UP
（最終更新：2024/09/10 16:24）

　10月13日（日）神奈川・横浜武道館で開催されるプロボクシング『TREASURE BOXING PROMOTION 7』の記者会見が9日都内にて行われ、メインイベント［スーパーバンタム級（55.34kg）10回戦］に出場する元3階級制覇王者ジョンリエル・カシメロ（34＝フィリピン）がリモート会見を行った。
　カシメロは以前から熱望していた井上尚弥戦を見据え「今回は、沢山ダウンを奪って、勝ったら井上尚弥と戦いたい」と意気込む。井上のドヘニー戦についても「眠たくなる試合」とダメ出しした。

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　カシメロは昨年10月、有明アリーナで元IBF世界スーパーバンタム級王者の小國以載と4回負傷引き分け以来の試合だ。戦績は33勝（22KO）4敗1分。
　今回、WBO世界バンタム級8位サウル・サンチェス（27＝米国）と対戦する。

　相手のサンチェスは、今年1月にWBOバンタム級世界王者だったジェーソン・モロニーに挑戦したが、0-2の判定負け。7月に判定勝利で再起している。戦績は21勝（12KO）3敗。

　カシメロは会見にリモートで登場し「現在の体重は130パウンド（約59㎏）」とかなり落としているようだ。
　約1年ぶりの試合に一時はかなりぽっちゃりした姿を見せていたが「朝は毎日ロードワークを行い、4人のスパーリングパ＾－トナーと練習している。休みは全く取っていない。すごく健康で良い状態」と今回の試合に向け磨きをかけている。

　伊藤雅雪プロモーターは「井上尚弥選手の来年1年、どこかでカシメロとの対戦もありなのでは」とカシメロのが長年熱望する井上戦を後押ししつつ「井上尚弥選手との試合を望むなら、アピールが必要」「今回がロードトゥ井上へのラストチャンス」と大事な一戦だと強調。

　カシメロも「いっぱいダウンを奪って皆に見せたい。勝ったら井上尚弥と戦いたい」と良い内容で勝利すると意気込む。

　しかしカシメロの傍若無人ぶりも出た。カシメロは、今月3日に行われた［井上尚弥vsTJドヘニー］戦を見たと言い「ドヘニーがパワーが不足していて、井上尚弥に対抗出来なかった」としつつ「あの試合では見ていて眠たくなってしまう」と凡戦だったとバッサリ。

　改めて自身の試合について「当然次は勝つ。前回はバッティングで終わったが、自分の力を見せる。井上のような眠たくなるような試合はしない」と煽りつつ必勝を期した。

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