【RIZIN】王者・鈴木千裕、“三角絞め予告”クレベルにKO宣言「本当のチャンピオンに」
12月31日(火)さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.49』の対戦カード発表記者会見が、11月5日(火)都内にて行われ、[RIZINフェザー級タイトルマッチ(5分3R 66.0kg)]で、王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)vs挑戦者クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)が決定した。
両者は23年、6月に対戦しており、クレベル・コイケが一本を取ったが、クレベルが前日計量で体重超過したため、無効試合となっていた。
鈴木の対戦相手候補として、ベラトールのパトリシオ・“ピットブル”・フレイレも候補に挙がる中、榊原信行CEOは「10回目のRIZIN大晦日として、何が正しい選択かを考えた時に、クレベル・コイケ、ノーコンテストにはなったけど、北海道で(鈴木が)負けている事実がありますし、この2人が戦うのが10回目の節目に必要」とマッチアップの意図を説明。それだけに、10年目として本イベントには『RIZIN DECADE』の大会名が付けられた。
鈴木は、今年7月にパッキャオとボクシングルールで戦う予定だったが、拳の怪我で欠場。怪我の回復具合を問われると、「100%、問題ないです。いつ復帰したか覚えていないくらいに練習を再開しているので、大丈夫です」と好調ぶりをアピール。対戦相手がクレベルとなったことも納得しているようで「チャンピオンなので、来る相手を迎えるだけ」とする。
どんな試合をしたいかとの問いには、クレベルが「絶対に一本勝ちですね、三角です」と言えば、鈴木は「自分はパンチのKOです。去年できなかったことをやります」とコメント。当然、寝技のクレベルと打撃の鈴木という構図での戦いが見どころだろう。
23年に戦った際には、初回でクレベルが圧倒的な実力差を見せたが、それ以降、鈴木はクレベルが敗北した金原正徳にKO勝ちを収めるなど、進化を見せ付けている。
クレベルは、「来年はもっとフェザー級を盛り上げたい。千裕に勝って、来年誰でも平本蓮でも待ってます」と先を見据え、鈴木も「大晦日にリベンジして、本当のチャンピオンになります。しっかり勝って、最高の10年目を迎えたい」と闘志を燃やしていた。タイトルマッチを制し、年越しを迎えるのは鈴木か、それともクレベルか。
▶次ページは【動画】クレベルの圧巻三角絞め、鈴木がタップ=23年6月
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