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【RIZIN】クレベル強し、圧巻の腕十字で鈴木千裕からタップを奪う！フェザー級王座は空位に

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2023/06/24（土）UP

クレベルが強さを見せた

RIZIN FIGHTING FEDERATION
『RIZIN.43』
2023年6月24日（土）北海道・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ
▼第13試合　フェザー級タイトルマッチ　RIZIN MMAルール：5分3R（66.0kg）
-クレベル・コイケ（ボンサイ柔術）
ノーコンテスト（クレベルが計量オーバーのため／一本　1R2分59秒　※腕十字固め
-鈴木千裕（クロスポイント吉祥寺）

【フォト&動画】クレベルが腕十字を極める瞬間

鈴木が蹴りを放つ

　クレベルは20年大晦日のRIZIN参戦から朝倉未来戦を含む6連続一本勝ちで王者に。前戦となる昨年大晦日のパトリシオ・“ピットブル”・フレイレ戦は判定負けした。
　対する鈴木は『KNOCK OUT』の王座を保持するなど、キックとMMAの“二刀流”ファイター。21年9月のRIZIN初戦はKO負けも、その後は山本空良、平本蓮、萩原京平、今成正和、中原由貴と5連勝。タイトル挑戦権を得た。

　クレベルの初防衛戦となる試合だったが、王者クレベルが400gオーバーとまさかの計量失敗で王座剥奪。そのため、鈴木が勝った場合は新王者に、クレベルが勝った場合は試合はノーコンテストの扱いで王座は空位となる条件で試合が実施される運びとなった。

クレベルがタックルに入る

　試合は1R、鈴木は右ローを入れ、続いて右ストレートと圧力を掛けていくが、クレベルはタックルで入り、そこから変化して足に組みつき、上体に上がっていきながら鈴木を倒しマウントポジションを奪う。

　パンチとヒジを入れながら、さらに鈴木の胸まで上がったクレベルはそこから腕十字。圧倒的な寝技力で鈴木からタップを奪った。

　戦いには勝利したクレベルだったが、先述の規定により、この試合はノーコンテストに。

試合後のクレベル

　試合を終えたクレベルはマイクを持ち、体重超過の件をファンに謝罪。しかし自分を信じることの大切さを説き、榊原代表に空位のベルトを懸けた王座決定戦の早期実現を訴えた。

▶︎次ページは【フォト&動画】クレベルが腕十字を極める瞬間

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