【シュートボクシング】海人、ONEにも参戦のモロッコ強豪と激突「自分の強さを確かめたい」=12.26
12月26日(木)東京ドームシティホールで開催される『-SHOOT BOXING BATTLE SUMIT- GROUND ZERO TOKYO 2024』の対戦カード発表会見が25日都内で行われた。
SB世界スーパーウェルター級チャンピオンの海人(TEAM F.O.D)とモハメド・ブタザ(モロッコ)の対戦が決定した。詳細なルールは現在協議中となっている。
海人は戦績58勝(26KO)8敗1ノーコンテストのSB世界スーパーウェルター級王者。SB以外にもRISEやKNOCK OUTの王座も保持しているファイターだ。今年4月には元ONEムエタイフェザー級王者のペットモラコットとSB世界王座を賭けて再戦。激闘の末に判定で勝利し、リベンジ&防衛に成功した。
10月の前戦では元GLORYライト級王者ダビッド・キリアと対戦し、判定で勝利している。
対戦相手のブタザは戦績16勝(4KO)2敗の2020 Enfusion 67kg 世界チャンピオンだ。22年からはONEに参戦しており、海人と対戦したキリアにも判定で勝利している。
前戦ではドイツで開催された『Fair FC 18』にて海人とも対戦経験のあるジェームズ・コンデに勝利している。
対戦に関して緒方健一代表からは「今回はGLORYライト級1位のエンリコ・ケールとの対戦を予定していたんですが、ケールの負傷によりモハメド・ブタザ選手と対戦が決まりました」と本来はGLORYのランカーとの対戦が予定されていたことを明かした。
海人は会見で「GLORY(ライト級)ランキング1位の選手とやる予定だったのが、(対戦相手の)怪我で流れちゃって。どうしようかなって思ってたんですけど、シュートボクシングのグラウンドゼロっていう大きな大会に僕が出ないっていうのは本当ありえない事やなって思ったんで。その中でも1番強い選手を選ばせていただきました」と大会への意気込みを語った。
続けて「ベスタティへのリベンジも来年の6月から8月頃でシュートボクシングとGLORYの中で確約したと言っていただいた」と昨年8月に敗れたベスタティへのリベンジ戦も着実に交渉が進んでいると話した。
今回の試合のテーマについては「自分の強さを確かめたいっていうのが今回の試合のテーマかなと思ってます。ただ、シュートボクシングのエースとして試合をするので、そこに関しては本当にもう圧勝。それだけです」と来るベスタティ戦へ向けた負けられない戦いとなることを話した。
予定とは違う形で試合が決定した海人だが、圧勝して来年のベスタティ戦へつなげることができるか。注目の一戦だ。
▶次のページは【動画】海人、鮮烈カウンターでGLORY刺客をKO!
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