“井上尚弥、2025年はラスベガスで1試合”ボブ・アラムCEOが明言
1月24日(金)世界スーパーバンタム級タイトルマッチに臨む4団体統一王者・井上尚弥(大橋)がWBO11位のキム・イェジョン(韓国)を迎え、22日に記者会見を行った。
会見には井上が所属するトップランク社のボブ・アラムCEOが参加、会見後の囲み取材で「井上は2025年にラスベガスで試合を行う」と明言した。
【フォト&動画】井上尚弥、ラスベガスでモロニーをKOする瞬間(20年10月)
今回、井上の試合のために来日したアラム氏は、会見で「井上は今や世界のボクシングの顔である」と高く評価。会見後の囲み取材では多くの報道陣に囲まれる中、「井上は2025年にアメリカで1試合を組むと大橋会長と話をしているが、日時などは決まっていない。場所はラスベガスで行う」と明言した。
また井上については「アメリカのボクシングファンも井上の試合を楽しみにしている。昨年は野球で大谷翔平が活躍したが、井上も同様で、日本のアスリートがアメリカで注目を浴びている」とし、ラスベガスの試合に期待は大きい様子。
さらにアメリカ・ラスベガスでの試合の後、サウジアラビアではどうなるのかと問われると「まず今週の試合を乗り越えて、アメリカの試合を固めて行って、その後はまだ先の話だ」と明言は避けた。
会見の中でも井上が「アメリカ、サウジと海外進出するので、今回はその前の大事な試合という位置付け。ボクシングキャリアを加速する上で大切」と話したように、今回の試合を危なげなく勝利することができれば、海外進出の話も、ますます進展していきそうだ。
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