井上尚弥と対戦のキム、手招きだけじゃない「あっかんべー」の瞬間写真も！井上は驚きの表情に

2025/01/26（日）UP
（最終更新：2025/01/26 16:04）

　1月24日、プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体王者・井上尚弥（大橋）が日本人無敗のWBO同級11位キム・イェジョン（韓国）に4R右ストレートで豪快なKO勝ち！
　キムの”来いよ”と手招きに井上が猛打し豪快なKOとなった。井上は手招きに「絶対倒してやる」と思ったと試合後語ったが、キムは「あっかんべー」と舌まで出した瞬間をイーファイトのカメラが捉えた。その瞬間、井上はその舌を直視し驚きの表情を見せていた。

【フォト】キムの舌出しの瞬間！そのときの井上の表情も

　井上は試合後の会見で「良いボクシングができた」と言い、戦った印象は「うまさもあった、全てを知る前に終わってしまった」と語る。「手応えは最初の方にあった。どうフィニッシュにつなげるか考えていた」と余裕があったようだ。

　イーファイトの記者から手招きの挑発がKOへの気持ちを燃えさせたのかという質問に「ちょっとムッとしましたね」と言い、続けて「絶対倒してやろうと思いました。そんなことしなきゃいいのに」とKOに繋がったと語った。

　また、イーファイトのカメラではキムが「あっかんべー」と舌を出して井上を挑発した瞬間を捉えた。

　これはテレビではキムが背中を向けていたため確認できなかったが2R、残り25秒あたり。キムが左ストレートを井上にヒットさせたときのものだ。舌を出した瞬間、井上はその舌を直視し、「倒してやる」という表情にも見えた。

　キムは試合後の会見で手招きをしたことについて「手招きは作戦、井上選手が来たところにカウンターを打とうと思っていた」と作戦だったと言う。結果、井上の強烈な連打に対応できず、沈むことになった。この舌出しの後も井上から数発被弾。その度に返していたが、カウンターには対応できていなかった。

　そして3R、キムの攻撃を冷静に見ながら距離を詰めた井上、4R、一気に爆発しKOとなった。

　試合後、日本人7連勝も初の日本人に負け、自身初のKO負けを喫したキムはリング上で涙。グッドマン棄権で試合2週間前にモンスターからのオファーを承諾したキム。普通は恐ろしくて戦うことはできないだろう。それでも予想以上の健闘に、リングを去るときには会場から大きな拍手が湧き起こった。

　これでキムの次戦もファンからは注目されるだろう。一夜明け会見で次に戦いたい日本人選手を問われると「井上拓真と戦いたい」とキム。果たして実現するのか。

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