【ONE】スーパーレック、長身アナン戦に驚きの秘策「これが最適な練習だ」とファン納得

2025/02/18（火）UP
（最終更新：2025/02/18 12:18）

　3月23日（日）さいたまスーパーアリーナにて開催される『ONE 172: 武尊 VS ロッタン』の［バンタム級ムエタイ世界タイトルマッチ］にて、暫定王者ナビル・アナン（アルジェリア/タイ）と対戦する正規王者スーパーレック・キアトモ―9（タイ）が16日、ONE公式インスタグラムにてミット打ちの様子を公開。
　身長188cmのアナン対策としてジャンプをしながらのミット打ちという珍しい練習をしているようだ。

【動画】スーパーレック、ミット打ちで驚きのジャンプ！アナンのハイキック衝撃KOも

　スーパーレックはONEバンタム級ムエタイの正規王者で、鋭いキックや肘を武器に持つONEフライ級キックボクシング世界王者でもある。昨年1月のONE日本大会で元K-1王者の武尊と対戦し、大激闘の末に判定で競り勝った。
　前戦となる昨年9月の『ONE 168 : Denver』では、当時の王者であるジョナサン・ハガティーに挑戦。スーパーレックが強烈な右ヒジを炸裂させ、1R KO勝利を飾り王座を獲得した。

　対するアナンはバンタム級ムエタイの期待株。WBCムエタイ世界フェザー級王座の肩書を持ち、188cmの長身から繰り出される打撃は驚異的だ。
　先月31日の『ONE 170』では、ニコ・カリロとバンタム級ムエタイ暫定王座を賭けて対戦。アナンが2度のダウンを奪い、レフェリーストップにより勝利した。

　両者は今回が2度目の対戦となり、2023年6月に行われた初戦では、スーパーレックがボディストレートで1R KO勝利を収めている。

　今回ONE公式インスタグラムに投稿されたミット打ちの動画では、スーパーレックがジャンプをしてからワンツーを繰り出している。ミットを持っている側はジャンプボックスの上に立ちながら攻撃を受けている。
　アナンの身長188cmに対し、スーパーレックは171cmと17cmもの差がある。前回はボディによるKOを収めたスーパーレックだが、このミット打ちから顔面へのKOを狙っているに違いないだろう。

　この動画を見たファンからは「このミット打ちが最適な練習方法だね」「スーパーレックがハイヒールを履いて練習したらもっと楽になるよ」と、練習を評価するファン、ジョークを飛ばすファンもいる中で「この練習を実戦で使うのは致命的だ」と、不安視するファンの声も見られた。

　2度目の対戦となる両者だが、このスーパーレックのワンツーを試合で見ることはできるのだろうか。両者の激闘に期待したい。

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