王者・璃明武「Krushの選手たちとはレベルが違う」池田幸司「KOで倒す、テクニックは俺が上」＝3.30 Krushタイトル戦
王者・璃明武（左）が池田（右）を相手にV3戦
3月30日（日）東京・後楽園ホールにて開催される『Krush.172』では［スーパー・バンタム級タイトルマッチ］が行われるが、王者・璃明武（K-1ジム総本部チームペガサス）は挑戦者・池田幸司（ReBORN経堂）相手に3度目の防衛戦に臨む。
璃明武は「K-1のトップクラスの試合を見せる」とレベルの差を見せるとし、池田は「もちろんKOで」倒し、格闘技人生を変えるつもりで挑むという。
【フォト＆動画】璃明武の豪快ハイキックKO！池田の強烈なヒザ蹴りKO、相手は悶絶
王者のバネのあるヒザ！
王者・璃明武は現K-1同級王者・金子晃大や玖村将史、大久保琉唯と並ぶK-1同級日本人の4強の一角。しかし昨年9月の［K-1 -55kg世界最強決定トーナメント］では金子に2-0の惜敗。12月には大久保に判定で敗れ、現在連敗中だ。今回は3度目の防衛戦。
対する池田は強烈なパンチを誇る、第8代Krushバンタム級王者。RISEとの対抗戦にも出場するなど、着実にキャリアを積み上げている。
昨年7月に階級をアップ、初戦をKOで飾るも、9月に永坂吏羅にKO負け。12月に判定勝利で再起した。
試合前インタビューで璃明武は池田について「パンチ寄りの選手が多い中、珍しくけっこうしっかり蹴る選手。その中で、パンチでKOもしている」と、蹴り、パンチどちらも警戒すべき相手と言う。
試合では「終始自分がゲームを支配できたら理想」としつつ「最近接戦で落としているというのもあるので、そうなってもダウン、KOだったら全然変わる」と払拭したいとし「（ダウン、KOを獲ることは）しっかり意識していきたい」と狙ってゆく。
更に「自分は他のKrushに出ている選手たちとはレベルが違うと思っているので、『1人だけレベルが違うな』というところを見せないといけないかな」と差を見せるとし「去年、K-1で連敗はしてしまっていますけど、K-1の中でもトップクラスにいると思っていて。ただその中でチャンピオンになれていないというのも現実なので、ここでしっかり強さを見せてK-1のトップになるための1試合にしたい」とK-1のトップへ向け勢いをつけたいとした。
強打の池田
対する池田は、王者について「選手としては、上手い上手いと言われてるけど、『試合に勝つこと』が上手いだけで、細かいテクニックとかはそこまで上手くはないと思っているし、俺の方が上だと思っている」と豪語。
試合では「まずテクニック勝負で崩したい。キャッチフレーズの”スパイダー”は相手をクモの糸で絡め取って最後は一撃で仕留めるという意味。そんな感じで、自分でペースを掴んで相手に何もさせないで仕留める」とコメント。
続けて「もちろんKOで。何かって決めると倒れないので。足でもお腹でもアゴでも、とにかく璃明武を倒す」と全ての武器でKOを狙うと語った。
また「今、フィジカルを鍛えて爆発力が増しているのも生かして、バンタム級の時にはなかったKOを見せたい」と自信を持つ。
王者はK-1日本人4強の一角だが「金子選手、玖村選手、大久保選手、一人ずつ蹴っ飛ばして王座まで行きたい。まず、大久保はいける。金子選手は強いけど、俺なら勝てる」と語り「ここで璃明武に勝てないようだったらその先はないので、格闘技人生を懸けて挑みたい。これで獲るか獲らないかで人生変わると思っているので、バシッと獲りにいく」と“絶対戴冠”を宣言した。
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