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【ボクシング】世界王者ジェルサレムが公開練習、重岡優大との再戦に「前回以上の自信」とアピール

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2025/03/26(水)UP

ジェルサレムが防衛戦を前に練習を公開した

 3月30日(日)に愛知県国際展示場で開催される『3150×LUSHBOMU vol.5』のメインイベント、WBC世界ミニマム級タイトルマッチにて、同級1位で前王者の重岡優大(ワタナベ)と対戦する、同級王者メルビン・ジェルサレム(フィリピン)が、26日に愛知県内のジムで会見と、公開練習を行った。

 ジェルサレムは1年前の24年3月31日に愛知県名古屋国際会議場で当時の王者・重岡優大に挑戦し、2-1 の判定で王座を奪取。その後、指名試合となる初防衛戦をクリアし、今回は2度目の防衛戦として重岡優大の挑戦を受ける。ジェルサレムは前日29日のアンダーカードに出場する選手やトレーナー陣と共にジムにやってくると、WBC 世界ミニマム級王座のベルトと共に会見に臨んだ。

シャドーボクシングを披露

 現在の仕上がり具合を聞かれたジェルサレムは「最高の仕上がりです。体重は残り2ポンド(約900グラム)ぐらい」と計量を3日後に控えて順調に仕上がっていることを伝え、改めて再戦相手の重岡の印象を聞かれると「(重岡)優大は全ての能力が素晴らしいボクサーだと思う。ただ、リング上で自分が強者であることをアピールし過ぎかなと思う」と重岡の能力を認めながらも、リング上での重岡の振る舞いにはひと言、物申した。

 再戦に関しては「アマチュア時代に同じ選手と5回やったことがあるけど、全部勝ったし、苦手意識は全くない」と語り、この試合に向けては「前回の(重岡との)試合も色々と対策を考えて試合に臨んだ。でも今回は一度試合をしているので優大のことは分かっている。前回以上の練習と対策ができたことは間違いない。前回以上の自信を持って試合に臨める」とこの試合に対しての揺るぎない自信を語った。

ミット打ちも公開

 24年1月に当時のWBOミニマム級王者・谷口将隆(ワタナベ)にKO 勝ちして初の世界王座獲得となった後の初防衛戦では、敵地とはいえ現WBA・WBO世界ミニマム級統一王者のオスカー・コラーゾ(プエルトリコ)と対戦し、7回終了TKOで敗れていることに関して聞かれた際には、「あの試合は試合に向けての準備が万全ではなかったし、あの試合で学んだことは今、生かせていると思っている。そして何より自分はWBCの緑のベルトが一番欲しかった。今はこの緑のベルトを絶対手放したくない。優大は強い選手だけど、このベルトは獲らせない。優大には他の団体で王者になってもらいたいね」とWBCの緑のベルトへの強い執着心を見せた。

サンドバッグ打ちも行った

 今回は所属のプロモーションが日本にも拠点を構えている愛知県内での一戦とあって「前回も愛知県での試合でたくさんの応援をいただいたが、今回は200人を超える応援団が会場に来てくれると聞いている。愛知は第二の故郷だと思っているし、とても心強いし感謝しています」と日本でバックアップしてくれるプロモーションと応援団に感謝していた。

 また、この試合に向けて、日本でも走り込み合宿、スパーリング、フィジカルトレーニングをこなしたとのことで、スパーリングでは日本ライトフライ級・ユース王者の大木彪楽(浜松堀内)らとスパーリングを行い、フィジカルトレーニングは四階級制覇王者の田中恒成(畑中)が指導を受けるトレーナーからも指導を受けたと語った。

 会見の後に公開された練習では、シャドーボクシング、ミット打ち、サンドバッグ打ちを合計で2ラウンド披露。軽めの練習でこの日の公開練習を終えた。

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