【ボクシング】重岡優大が王座陥落、ジェルサエムがダウン2度奪い王座奪取!同門・谷口将隆の敵打てず=試合結果
3月31日(日)愛知・名古屋国際会議場で開催されたボクシングイベント『3150FIGHT vol.8』の[WBC世界ミニマム級タイトルマッチ]では、同級王者・重岡優大(ワタナベ)が元WBO世界ミニマム級王者メルビン・ジェルサエム(フィリピン)に1-2で判定負け。3R、6Rと2度のダウンを奪われ王座陥落した。
優大は昨年4月、WBC同級暫定王座を獲得、10月に正規王者パンヤ・プラダブスリを破り王座統一した。
相手のジェルサエムはWBC同級6位。昨年1月に優大の同門先輩である谷口将隆に2R KO勝利し、WBO世界ミニマム級王座を奪っている因縁がある。
試合は1R、互いに様子見も、ジェルサエムの右ボディストレートが、サウスポーの優大にヒット。優大が腰を落とす。
下がる優大に、ジェルサエムはボディ連打の猛攻だ。
3Rになると優大が前に出て。左ボディを繰り出すも、ジェルサエムが右のカウンター!クリーンヒットし、優大がダウン!尻もちをつく。
その後も優大はダメージを感じさせない動きでプレッシャーをかけボディ攻め。ジェルサエムは右カウンターを狙い続ける。
4R終了時のジャッジは、3者ともに38-37でジェルサエムがリード。
5Rも優大は詰めては左ボディを入れ続ける。優大が先手を取り続け優勢も、6Rにジェルサエムがコンビネーションをまとめると、優大の右に合わせて右をまたもカウンター!優大が2度目のダウンを喫した。
優大はすぐに立ち上がり、圧力をかけるも、ジェルサエムの右がたびたびヒットする。
8R終了時のジャッジは、2者が77-73でジェルサエム、1者は75-75でドローだ。
終盤も展開は変わらず、優大の攻勢に、ジェルサエムは頭を振り、ステップを踏んでは待ちのスタイル。それでもたびたびジェルサエムの右がヒット。
最終12R、ジェルサエムは変則的なステップを踏んではヒットアンドアウェイ、打ち合ってはクリンチの繰り返し終了のゴング。ジェルサエムが両手を挙げアピールすると、陣営に肩車された。
判定は2者が114-112×2でジェルサエム、1者が114-113で優大を支持。ダウンを2度奪ったジェルサエムが2-1判定勝利、敵地での王座を戴冠した。
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