【RISE】那須川龍心、“ムエタイ超強豪”に圧巻KO勝ち！兄・天心からのアドバイスも

2025/03/29（土）UP
（最終更新：2025/03/30 12:55）

　3月29日（土）東京・両国国技館で開催された『RISE ELDORADO』の［-52kg契約ワンマッチ］でクマンドーイ・ペッティンディーアカデミー（タイ）に2R KO勝ちを収めた、那須川龍心（TEAM TEPPEN/第3代RISEフライ級王者）が試合後インタビューに応じた。

【フォト】那須川のKO勝利の瞬間！左フックでダウンを奪う

　直近、連勝中の那須川は、兄・天心が判定勝ちしている相手に衝撃KO勝ち。スピードのあるパンチで合計3度のダウンを奪い、勝利を収めた。今回の勝利で、23年2月の敗北以降、9連勝（直近3連続KO勝ち）となった。自身でも「最近の戦績ができすぎてる」と語るほどだ。

　クマンドーイはラジャダムナンスタジアムスーパーフライ級王者であり、戦前では那須川不利の予想が出るほどだった。その相手に対して、「巨大なデカいものだと思っていましたけど、やりながら『こんなもんか』って思えた」という。「天心から、昨日の電話で相手のことを大きく見過ぎず、舐め過ぎずって言われて」とのアドバイスどおり、”相手を過大評価しすぎないこと”も勝利へ繋がったとする。

　序盤からクマンドーイは豪快に攻撃を出してきたが、「回転蹴りの時にペースに握ろうとしてるなと。でもそんな驚きはなかったです。（相手の攻撃は）2パターン以上、考えていて、キックボクシングをしてくるパターン、ムエタイをしてくるパターンがありました。ただ、相手が中途半端だったので、隙がありました」と勝因を話す。

　1回目のダウンは那須川会長から『当たるぞ』とアップの際に言われた左フックだった。「（相手が）真っすぐ打ってきたので、頭をズラして打ちました」と振り返る。まさにセコンドと作り上げた技だったのだろう。

　今後の那須川の進化、対戦相手にも期待がかかるところ。試合後には、54kg世界トーナメント優勝者・田丸辰との対戦をアピールしていただけに、今後が楽しみだ。

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