3度のダウンで初KO負けのYA-MAN、RIZIN男祭りへ「そんな効いてない、ぶっちゃけ出られる」

2025/03/30（日）UP
（最終更新：2025/03/30 11:53）

　3月29日（土）東京・両国国技館で開催された『RISE ELDORADO』の［SuperFight! オープンフィンガーグローブマッチ-65kg契約］でミゲール・トリンダーデに3Rで３度目のダウンでKO負けを喫した、YA-MANが試合後インタビューに応じ、「そんなに効いてない」とノーダメージをアピール、5月の『RIZIN 男祭り』（東京ドーム）へ参戦を希望した。

【フォト】試合後のYA-MANの顔、衝撃ダウンの瞬間も

　ミゲールは、現在『GLORY』のフェザー級ランキングでは1位に入り、昨年の『RISE WORLD SERIES 2024 FINAL』では原口健飛から1R K O勝ちを収め、準優勝に輝いた実力者。戦前から下馬評ではミゲール優勢の声が多く、YA-MANの勝利は難しいと言われてきた。

　試合では序盤からミゲールがペースを掴み、YA-MANから1R、2R、3R全てでダウンを奪い、最後にはセコンドがタオルを投入した。YA-MANは「やっぱうまかった。一発一発のタイミングとか当たるところがすごくて、きれいにスカッと全部やられた」と振り返り、ミゲールについては「的確さっていうところはこんなすごいんだと思った」と語り、世界のレベルの高さに驚いた。

　今後について5月4の日『RIZIN 男祭り』（東京ドーム）への参戦についても問われたYA-MANは「そんな効いてなくて、蹴ったところが痛いぐらいなのでダメージはそんなない。ぶっちゃけ自分では出られると思う」と前向きな発言。

　YA-MANは現在、RISE・RIZINを主戦場として活躍する28歳。キックボクシングでは現在14勝5敗。23年11月には『FIGHT CLUB』では朝倉未来を衝撃の1RでKOしている。

　RIZIN榊原代表は、26日の会見で朝倉未来の対戦相手の第一候補は、YA-MANと鈴木千裕とし条件として「絶対ダメなのはKOされること」とKO負けは論外とし「もしくは勝っても負けても怪我がある、それぞれの選手の肉体的なダメージ。勝ち負け以上に、1ヶ月ちょっとしかない中で行けるのか行けないのか」と試合のダメージにもよると語っていた。

果たしてYA-MANは選ばれるのか、KOされている以上、選ばれるのは厳しいかもしれない。朝倉の相手は30日のRIZIN香川大会で、鈴木千裕がダウトペックに勝つか否か。まずはその勝敗を楽しみにしたい。

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