2025/04/13（日）UP
（最終更新：2025/04/14 06:29）

ベリーダンサーが登場！このあと、後ろの男性をお色気で油断させ倒してしまう

4月7日、都内・有楽町にある日本外国特派員協会にて戸隠流忍術が演武会を開催。刀や手裏剣を使った忍者演武に観客は大興奮。途中、グラマーな「ベリーダンサー」がお色気で油断させ、敵を一人、また一人となぎ倒す。彼女は女性忍者の「くノ一（くのいち）」だったのだ。

【フォト＆動画】ベリーダンサー「くノ一」がお色気で惑わし敵を倒す！その一部始終

　このイベントは日本外国特派員協会にて企画された忍者の演武会『ニンジャ・ナイト』。忍術道場の『武神館』（創始者・初見良昭）の高段者らが忍術を披露した。忍術800年の歴史を背景に世界50ヵ国50万人がこれまでに学んでいる。　　　

小刀で切り付ける！さすが忍術、こわ過ぎだ！

　戸隠流忍者は、長い歴史の中で甲斐の武田家にも仕えたという。敵軍の情報収集を主な任務としたスパイであるため、様々な格好に扮した。しかし見つかれば殺されてしまう。そのため、戸隠流剣術をはじめ、柔体術などを身につけた。スパイ活動では情報をつかむと見つからずに帰路につかねばならない。見つかればできるだけ煙に巻き逃げる。戦いは最後の手段だ。

　忍者たちが剣や体術で高度な技を公開し大盛り上がりの中、ベリーダンサー「くノ一」が登場、優雅に会場を舞うと、お酒に酔った敵を、お色気で油断させては1一人、また一人となぎ倒す。最後には背後に回ってナイフで喉を切る演技をし、会場を驚かせた。

演武では「武神館」青山道場長の中太師範が忍者の技を見せる

　この「くノ一」の名は後藤宏美さん。演武の後に話を聞くと「くノ一で重要なのは女性らしさ」と語る。その女性らしさで油断させるのだ。この「くノ一」ベリーダンサーは初見宗家のアイデアだという。確かにグラマラスなベリーダンサーのほうが敵を惑わしやすいだろう。そして無事に帰還し情報を伝える。それが本質だ。現代の「くノ一」なら着物女性よりベリーダンサーだろう。
　後藤さんは『武神館』で修行し20年、最高の15段の腕前。ちなみにベリーダンス歴も約20年という。

　なお今回メインで演武したのは『武神館』青山道場長の中太啓治師範（なかだい・けいじ/15段）だ。高度な忍法多く披露。力に頼らず意識を消し、相手に気づかれないように技をかける。そんな技を収めたい人は忍法を習うべし。

▶︎次のページは【フォト＆動画】ベリーダンサー「くノ一」がお色気で惑わし敵を倒す！その一部始終