2025/04/30（水）UP
（最終更新：2025/04/30 17:51）

吉成名高がOFG3戦目（写真は昨年12月SBにて）

　5月11日（日）東京・立川立飛アリーナではBOMが中国キック団体SPACE ONEと提携した『SPACE ONE ×BOM』が開催される。BOMの部では名高・エイワスポーツジム（＝吉成名高）が［オープンフィンガーグローブ（OFG）ムエタイルールスーパーフライ級（3分3R）］で参戦。名高は試合前インタビューで「ONEのベルトに照準を向けている。良いアピールしたい」と、やる気満々だ。

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　名高はムエタイ殿堂ラジャダムナン3階級制覇、ルンピニー王座も獲り、現地の”ムエタイPFP1位”にも選ばれている日本の至宝。　
　今回は昨年12月のSB、今年3月のONE日本大会に続き、OFGマッチ3戦目となる。

　名高は今回の発表会見で「ONEに3月出場させてもらって、アトム級のベルトが新設されるのであれば、突き進みたい」とONEムエタイに適性階級の王座が作られれば向かっていきたいと意欲。

今回はこのBOMのOFGで戦う

　試合前インタビューでも「自分の中ではやっぱりONEのベルトが欲しく、今はそこに照準を向けている。今回もOFGでやらせてもらえるのはすごく自分にとって良い経験になる。ONE日本大会の時以上の気持ちで練習している。試合では凄く良いものを見せて、良いアピールをしたい」とOFGでのONEムエタイに向け、アピールすると意気込んだ。

　今回の相手はチョークディー・ペッセーントーン（タイ）。名高は「ラジャダムナンのランキングには入っていないが、僕と今までに戦った選手とやって勝った試合もあれば負けた試合もあった。決して弱い選手ではなく、しっかり実績のある選手」と評価する。
　チョークディーは、名高戦のオファーに「OFGならやりたい」と承諾した。名高は「俺なら当てられると、一発を狙ってくるんじゃないかなと。自分はそんな一筋縄ではいかないよ」と笑う。

　チョークディーの映像を見て「自分よりは遅い、自分のスピードを使えば被弾することはないのかなと。ただ、OFGだけに一発をもらったらアウトなので、そこはしっかり集中力を高めて臨みたい」と油断は無い。

　試合では「これで倒そうとかということは考えず、いつも通りの流れで試合をする。いつも通りのマインドで試合をするというのが、やっぱり自分が一番調子がいい要因。そうすればKOにも繋がるんじゃないかな」と自分のスタイルを貫く。

　今回は中国のキックボクシングイベント『SPACE ONE』との合同イベントとなるが「中国にはかなり強い選手がたくさんいると思う。僕の強さを見せて、中国の選手が僕と試合をしたいと言ってきてくれたら面白い展開になるな」と中国の強豪にもアピールする機会だとした。

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