【RIZIN】KO完勝の上田幹雄、打倒ベイダーに闘志「全部1Rでぶっちぎりで勝たないと」

2025/05/04（日）UP
（最終更新：2025/05/05 11:55）

　5月4日（日）東京ドームにて開催される格闘技イベント『RIZIN男祭り』の[RIZIN WORLD GP 2025ヘビー級トーナメント1回戦]でシビサイ頌真（パラエストラ東京/巌流島）に1R KO勝利を飾った上田幹雄（BRAVE）が、試合後のインタビューに出席。打倒ライアン・ベイダーに向けて、トーナメントを「全部1Rでぶっちぎりで勝たないと」と気合を見せた。

　上田は練習仲間であったシビサイとトーナメント初戦で日本人対決。試合は序盤からのロー攻撃でシビサイの左膝を破壊、極真戦士らしくローで蹴り倒してKO勝利した。

　上田は「ホッとした。自分の前の試合が判定で、ちょっと会場がシーンとしてるのが伝わったので、自分は盛り上がる試合をできたかなと嬉しい気持ちです」と喜んだ。

　相手のシビサイについては「いつものスパーや練習だと7、8割の感じだけど、最初に勢いあるストレートをもらってしまって練習とは違うんだなと。相手も覚悟を決めてきてんだなと思ったので、自分も思いっきり行かしてもらおうと、大きく蹴り込みました」と、仲間との生き残りを掛けた真剣勝負を振り返った。

　また、元ベラトール2階級制覇王者のライアン・ベイダーがRIZINに参戦、そして大晦日大会で、トーナメント勝者とベイダーがRIZIN初代ヘビー級王座決定戦を争う事が発表されたが、上田はそのことについて「彼は本当に凄い人。僕が夢見ていた時のPRIDEでヒョードル選手が強かったのですが、その選手に勝ってる人。このトーナメント、全部1Rでぶっちぎりで勝たないと、多分、ベイダー選手には勝てない。あと2回、気を引き締めて圧倒的に勝ちたい」と完全優勝に向けて気合を込めた。

　一方、敗れたシビサイは「非常に悔しい結果となってしまった」と肩を落とす。元々痛めていた右ヒザはテーピングを巻いた状態で出場し、今回は上田のローを逆の左ヒザに受けダメージを受けたという。練習とは違う、上田の気迫あるローで倒されたと振り返り、今後については、まずは怪我の治療に専念したいとした。

 

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