【RIZIN】ウザ強ヨシヤ、フジテレビ解雇問題に「白紙です」…KO勝ち朝久泰央「クビにしないで！」

2025/05/04（日）UP
（最終更新：2025/05/05 11:11）

　5月4日（日）東京ドームにて開催された格闘技イベント『RIZIN男祭り』の第3試合［RIZIN キックボクシングルール3分3R63.0kg］で、元K-1ライト級王者・朝久泰央（朝久道場）にKO負けを喫した、“フジテレビ社員”ウザ強ヨシヤ（Fight Club428）が、試合後インタビューに応じた。ウザ強は、今回の出場に際しフジテレビ側から戒告処分を受けたが「クビになっても出る」と決意しての試合だった。

　試合は、ウザ強が1Rに動き回ってのバックブローなどトリッキーな攻撃を繰り返す。朝久が追いかける展開となるも、左フック、ヒザ蹴りでダウンを喫し、ウザ強は効いていないとアピールした。2Rも朝久の右でダウン。最後は左ハイキックでKO負けとなった。

　インタビュールームに登場したウザ強は、「正直覚えていなくて、恥ずかしいというか。口だけ番長になっていて痛い」と試合を振り返り反省した。朝久の印象は「本当に格闘技一筋でやってきている人。リングで向かい合って強かったです」と強さを感じたという。

　ウザ強より先にインタビューに応じた朝久は「ヨシヤ選手の作った番組を見たいので、フジテレビさん、彼をクビにしないでほしいです」とフジテレビに懇願。

　そのことを伝えられると、ウザ強は「人間としての強さを感じます。リングで戦った人は戦友。友達よりも仲がいい。心の奥深くでつながりました。お互いにプレッシャーはあったと思う」と感謝を伝えた。

　フジテレビの対応については「白紙。どうなっているか、話していかないといけない。自分が勝手なことをやっている自覚もあります。出勤は、今後話していきます」といい、「残れるのであればフジテレビで頑張りたい。やりたい番組も頭にある」と願望を語った。

　もしも解雇されたら裁判に持ち込むか聞かれると「裁判は考えていないです。ここまでやらせてもらって、ありがとうございますという感じです」と最後までフジテレビへの感謝は揺らいでいないという。

　試合が終わっても戦いが待っているウザ強。今後は、どうなっていくのだろうか。

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