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TKO負けの鈴木千裕は、なぜ寝技に引き込んだ?川尻達也が理由を明かす

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2025/05/07(水)UP

朝倉未来にTKO負けを喫した鈴木千裕

 5月4日(日)東京ドームにて開催された格闘技イベント『RIZIN男祭り』の[RIZIN MMAルールフェザー級ワンマッチ]で朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)が鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)にTKO勝利した。この試合を元DEEPフェザー級王者ジョビン(松本晃市郎)のYouTube『ジョビンチャンネル』で川尻達也が、昨日6日、打撃が得意な鈴木が「寝技に引き込んだ」理由を明かした。

【フォト&動画】血まみれの鈴木、傷を縫った後の鈴木の顔も

 朝倉と鈴木の試合は、1Rに朝倉が打撃からタックルを仕掛けてコーナー際でテイクダウンに成功。トップキープをかけながらパウンドを打ち込むシーンが続いた。2Rも同じような展開となり、朝倉のトップキープ力が目立った。3Rは打ち合いになる場面で会場が盛り上がり、鈴木が眉付近から大出血。傷が深くドクターストップとなった。

鈴木は稲妻パンチが不発。朝倉未来にTKO負けを喫した

 寝技の攻防についてジョビンは、「なんで鈴木は立たんの?と思った」と素朴な疑問を投げかけた。鈴木はガードポジションで朝倉を引き込んでいるだけで、顔を押したりスペースを作って逃げるような動きはみせなかった。川尻は「そこは朝倉選手のうまいところと、あとはコーナー際で頭が折れているような状況だったからでしょう」とできないのではなく、朝倉がさせなかったと分析した。

 ジョビンは「パスされても股関節に両足をあてる動きをしてもよかったし、片手をついてでも逃げればよかった」とリスクを負ってでも逃げるべきだったと指摘。川尻は「それをさせない朝倉選手がうまかったのでは」と返した。

朝倉は上からパウンド連打、するとレフェリーがストップ。鈴木は大流血

 また膠着ブレイクがなかった点について川尻は「かからない程度に殴っていた。あれもテクニック」と自身の経験から語る場面も。通常、動きがなく膠着するような状況になるとレフェリーが「アクション」と攻撃をうながす。この時に攻撃すれば、続行。止まっていればブレイクとなることが多い。朝倉はずっとパウンドを打ち続ける動きではなかったが、要所で攻撃してブレイクを回避していたということか。

 それともう一つ、3Rに朝倉のタックルに抵抗することなく鈴木が抱えて引き込む態勢になった場面。スペースを作らずに朝倉に抱き着いたシーンについて川尻は「関係者に聞いたんだけど、鼻がやばかったからパウンドを打たれたくなかったみたい」とダウトベック戦での怪我の影響があったことをポロリ。

川尻とジョビンは、朝倉未来と鈴木千裕の試合を振り返った(『ジョビンチャンネル』サムネイルより)

 鈴木は3月にダウトベックと激闘を繰り広げ、ダメージがある中での出場を直訴したと言われている。もちろん怪我について本人は戦前から否定し、試合後の記者の追求も「土俵に上がった時点で言い訳はない」と負けを全面的に認めていた。おそらく、この先も怪我による言い訳は一切しないことだろう。

 怪我のことを聞いたジョビンは「そんなこと考えたくない」と本音。川尻は「でも、凄いよ。東京ドーム大会を救ったんだよ」と鈴木の男気を最後まで称賛した。

 怪我を負ったまま試合することは鈴木だけではなく、多くのファイターが経験すること。朝倉は過去に怪我で試合をしたことは何回もあったと証言している。

 今回は朝倉が勝利を収めたが、鈴木が充電完了となった時に再戦を見たいファンは多いことだろう。

▶次ページは、【フォト&動画】血まみれの鈴木、傷を縫った後の鈴木の顔も

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