2025/07/03（木）UP
（最終更新：2025/07/03 19:41）

把瑠都（左）はサッタリ（右）とパンチのガチスパー（『KAI Channel / 朝倉海』）

　7月13日（日）に大阪・おおきにアリーナ舞洲にて開催の『BreakingDown（BD）16』において、赤沢幸典とキックボクシングルールで対戦する元大関・把瑠都（バルト）が、昨日2日、朝倉海のYouTubeチャンネルに出演。K-1無差別級トーナメント優勝者マハムード・サッタリとガチスパーを行い、朝倉海が「圧力ヤバイ、迫力がヤバイ」と驚くシーンが続出した。

【フォト＆動画】朝倉海も大興奮！把瑠都とサッタリのド迫力スパー

　把瑠都は04年5月に史上初のエストニア出身力士として初土俵を踏み、2010年には大関昇進を果たした。しかし、膝の怪我に悩まされ2013年に大相撲を引退。総合格闘家に転身し、15年大晦日のRIZIN旗揚げ興行に参戦してピーター・アーツに勝利。その後ミルコ・クロコップには敗れたが、藤田和之、高阪剛らに勝利している。

把瑠都（右）とサッタリ（左）がパンチのガチスパー！朝倉海が大興奮（『KAI Channel / 朝倉海』）

　BD16のオーディションでは「バルトの部屋」という企画に参加し、悪童レオや10人ニキを軽々と持ち上げ、その怪力ぶりを発揮したばかりだ。

　今回の動画で朝倉は、身体のサイズが大きいため練習相手がいないという把瑠都を連れて、都内にジムをオープンしたばかりのサッタリのもとを訪問。サッタリの『MOBAREZジム』にて、2人のスパーリングが実現することとなった。

　2人の体重は、サッタリが通常84kgで把瑠都は189kgと100kg以上の差がある。まずミットを持ったサッタリは、20オンスのグローブをはめた把瑠都のパンチを受けることに。その規格外のパワーに「腕が…」と驚嘆の声をあげるサッタリ。パンチを受け流しても肩が外れそうなくらいの危険な一撃だった。パンチを連打しながら進む把瑠都は、まさに電車道。サッタリがミットでパンチを受けながら「危なーい！」と叫ぶシーンも飛び出した。

RIZIN参戦時の把瑠都（右）は膝蹴りを直撃

　そして、いよいよパンチのみのガチスパーに。把瑠都は14オンスのグローブをはめて、サッタリと拳を合わせた。サッタリは素早いボディブローを、次々と把瑠都に叩き込む。だが把瑠都はすべての攻撃を吸収すると、パンチ連打の“電車道”。「トラックが目の前にやってきたような感じで、何もできない。トラックじゃない、電車だね。いや新幹線！」とサッタリは目を丸くして、この猛攻に舌を巻いた。

　スパーリングの時間は短かったが、十分に把瑠都の実力が分かる内容となった。

　把瑠都の本気のパンチが、オープンフィンガーグローブで炸裂すると、相手はどうなってしまうのだろうか。BD16で把瑠都が、赤沢とどんな試合を見せてくれるのか楽しみだ。

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