2025/07/24（木）UP
（最終更新：2025/07/24 18:56）

南原健太（左）とソンジク（右）が計量パス

　7月25日（金）東京・後楽園ホールで開催される『RISE 190』の前日計量・会見が、24日（木）都内にて行われた。メインイベント、SuperFight! ライトヘビー級（-90kg）で対戦する同級王者・南原健太（TARGET SHIBUYA）は89.20kg、MAX FCスーパーミドル級王者ジョン・ソンジク（韓国）は89.80kgで計量をクリアし、あとは試合のゴングを待つのみとなった。

【フォト】南原健太vsソンジク、約90kgの“分厚いボディ”！

　これまで所属していた極真会館を退会し、TARGET SHIBUYAに移籍しての初戦となる南原は、今回約1年2カ月ぶりの試合を前に「約1年ぶりのお祭りなんで、うずうずしてます。僕の中では試合なんで、バチバチに盛り上げようと思っています。今一番いい南原健太を出します」と試合間隔が空いているものの自信満々。

計量台に乗った南原

「アクセル全開で1R目から倒しに行こうと思っています。ジョン選手、RISEへようこそ。ライズは甘くないよ」と王者らしいコメントも飛ばした。

　ソンジクの印象については「向かい合って体の厚みも感じましたし、フェイスオフで目を見た時もずっと目を離さなかったので、熱い試合はできると思いました」と激闘を予感しているという。

　そして「RISEに今足りないのは、重量級。今回のナンバーシリーズでも重量級が2試合あって、やっぱり大きい者同士の倒し合いは面白いと思うんですよ。判定なんてないし、どっちかが倒れてるかという覚悟があると思うので、RISEの今後は南原健太に任せてほしいと思うし、引っ張っていく覚悟があります」と熱く語った。

ソンジクがマッスルポーズ

　一方、今回RISE初参戦となるソンジクは「世界的な団体であるRISEに参加すること、RISEのチャンピオンである南原選手と対戦することができてとても光栄です」と試合が待ち遠しい様子。

　南原については「試合をいくつか見たことはあり、今日実際にお会いしたところ、体格が大きくて、身長も高くて、さらにカッコいいと思いました」と評する。

　そして「私は韓国で85kg級のチャンピオンになり、2度の防衛戦で勝っています。南原選手も85kg級のRISEチャンピオンで、同じ天の下に2人のヒーローはいらないと思うので、自分がしっかりと勝ってヒーローになります」と王者狩りにも自信を見せる。

明日、最後までリングに立っているのはどちらか

「南原選手はKO率が凄く高く、私はKO率は高くはないのですが、明日の試合では圧倒的に勝ちたいと思います」と挑発すると、南原は「俺を圧倒的に倒すのは無理だよ。どこにそういう自信があるのか聞きたいですね」とイラついた表情に。

　ソンジクは「全ての試合で圧倒的な勝ち方をすることはできないです。南原選手は空手ベースで体力もすごくありますが、自分は経験豊富ですし、明日の試合では弱点を見つけることができると思うので、勝つチャンスは十分にあると思います」とコメント。南原は「ソンジク選手もヒーローを目指すという言葉が出ましたけど、僕とは格が違うでしょ。申し訳ないけど、ヒーローになれる人、スターになれる人というのは決まってるんです。そういう星の下に生まれてるんで」と自身がヒーローになる星の下に生まれた人間だと強調した。

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