【RISE】王者・南原健太「痺れるKOシーン見せる」復帰戦へアクセル全開
7月25日(金)『RISE191』(東京・後楽園ホール)のメインイベント[SuperFight! ライトヘビー級(-90kg)3分3R延長1R]でMAX FCスーパーミドル級王者のジョン・ソンジク(韓国/PT365)と対戦する南原健太(TARGET SHIBUYA)が、19日に都内で公開練習を行った。
南原は戦績11戦10勝(10KO)1敗と高いフィニッシュ率を誇るファイター。21年7月にRISEでプロデビューし、23年8月にRISEライトヘビー級王者に。前戦となる昨年6月のRISE大阪大会ではWBCムエタイオーストラリア・クルーザー級王座を獲得経験のあるジェシー・アスティルと対戦。1Rにダウンを喫するも2Rに左フックで逆転KO勝利を収めている。
この日は1分半の練習を公開し、所属ジムの宮城大樹代表の持つミットにパンチ、蹴りを打ち込んだ南原。その後の質疑応答では、パンチ力が増しているように見えたことを聞かれ「この1年間試合には出ていなかったんですけど、TARGET SHIBUYAに移籍して、厳しい練習や宮城さんに重量級の倒し方や戦い方を沢山教わっていて、僕自身も日に日に成長できているのを実感しています。今回の復帰戦もアクセル全開で、”南原健太強いな。試合が面白いな”と進化を感じてもらえるような試合ができると思います。以前の南原健太と今の南原健太を比べたら、1分も持たないんじゃないですかね?勿論今の方が強いですよ」と、自信を覗かせた。
以前はパンチに自信がなかったが、蹴りには自信があったという。しかし「今は蹴り良しパンチ良しなので、どれで倒すかというのは僕自身が楽しみですね」と語り、特に「右のストレートは自信のあるパンチです。やっぱりこの階級なので、どこかで打ち合いだったり格闘技ファンが求めるシーンというのを見せなければいけないという事は、自分自身でも分かっているので。試合が決まった時点で腹は括っているので、みんなが好きな痺れるような試合をする準備ができています」と、激闘を期待させた。
対戦相手のソンジクについては「打ち合いになると熱くなるシーンがありましたね。僕は打ち合いができるだけではなくて、そこ以外もできるので、もちろん自分自身で“いける”と思った直感は信じて倒しにいきますけど、その相手の穴をつくイメージも湧いています。今回の追い込みの直前で、宮城会長から相手がブロックして固まった時の倒し方を教えてもらったので、それが今回の試合で活きるだろうと確信しています」と語った南原。
これまでは「空手の延長線上でキックボクシングのリングに上がってきていたので、気合と根性と負けん気でやってきた部分があったんですけど、特にボクシング技術が足りていない部分があって。距離感やフェイントとかの基礎的な部分から始まり、技術的な部分などを宮城代表に教えていただく中で、毎日が新鮮に感じています。僕4歳から格闘技をやっていて、もう23年目なんですよ。23年もやっていれば飽きてきたり中弛みしてくる時もあると思うんですけど、今が本当に楽しいです」と、いろいろなことを工夫して、日々進化しているという。
また「今の日本人のヘビー級の選手たちで、本当に日本を背負って格闘技界を盛り上げようっていう気持ちがある選手ってマジでいないと思うんですよ。僕は日本人を代表して、これからvs世界と戦っていくし、自信もあるし、結果も出します」と重量級で戦っていく覚悟を見せた。
南原はRISEヘビー級(無差別)3位でもあるが、「今は90kg以下の階級でやっていくというのと、RISEとGLORYで提携しているので、GLORYで-85kgのベルトを獲りたいなと思っています」と展望を語った。
最後にファンへ「アクセル全開で皆さんが痺れるような、求めるようなヘビー級のKOシーンの試合をお見せしますので期待してください。応援お願いします」とメッセージを送った。
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