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WBCムエタイジャパン会長に日本人初のラジャ王者・藤原敏男氏が就任、新組織でさらなる活性化へ

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2025/08/04(月)UP

藤原敏男氏がWBCムエタイジャパンの会長に就任

 WBC(世界ボクシング評議会)ムエタイジャパンが、新組織を編成した。タイ人以外で初のラジャダムナンスタジアム王者となった藤原敏男氏が会長に就任。併せてランキング委員会&チャンピオンシップ委員会およびリングオフィシャル委員会を発足した。

 WBCムエタイの日本における活動目的は、世界的なスポーツ・ムエタイの認定組織であるWBCムエタイの元、日本人選手の世界への道を確立し、提供することである。

 現在、世界105か国が加盟しているWBCムエタイの活動において、24年は48か国で174試合の地域及び国内タイトル戦(日本では1試合)の実施。世界戦も24試合(日本では2試合)を実施した。

 昨年12月に開催された第62回WBC総会では、日本の状況が議題となり、WBCムエタイジャパンは、WBC本部及びWBCムエタイ本部より「WBCブランドの向上」「日本におけるWBCムエタイの再活性化」「選手の安全を第一に考慮した選手の健康管理」を依頼されたという。

 そこで、日本におけるWBCムエタイの再構築に際してコミッション機能(組織)を変更する運びとなり、タイ人以外で初のラジャダムナンスタジアム王者となり、日本のキック界及びムエタイ界を築いた藤原敏男氏が会長に就任した。

 また、WBCムエタイ本部による人員選定基準に沿ってランキング委員会を構成。毎月のランキングの動向を支えるのは人間の知性という見地の元、著名なスポーツジャーナリスト、専門家が名を連ねる。さらに、WBCムエタイリングオフィシャルセミナーを終了したオフィシャルによってリングオフィシャル委員会を構成する。

 WBCムエタイジャパン新組織のメンバーと、今後の活動に関するプレスリリースは以下の通り。

■WBCムエタイジャパン
会長: 藤原敏男
理事: 齋藤京二、宮川拳吾
事務局:山根千抄(WBCムエタイバンコク本部役員)

ランキング委員会&チャンピオンシップ委員会(50音順):
井原芳徳(ライター/バウトレビュー編集部)
高崎計三(有限会社ソリタリオ)
布施鋼治(スポーツライター)
松井孝夫(フリーライター)
安村発(ライター&カメラマン)

リングオフィシャル委員会(進行中)

1. 各種ライセンスに関して
WBCムエタイのタイトル戦を行うにあたり、ライセンス方式を導入します。
ライセンスの有効期限は、登録日から1年間とします。
※ ライセンス取得にかかる費用に関しては、WEBサイトにてご確認ください。https://wbcmuaythai-japan.jp/

2. その他ライセンス取得時の提出書類
・暴力団等反社会勢力ではないこと等に関する表明・確約書

3. 健康管理
タイトル戦に出場する選手は、以下のものをタイトル戦前に提出します。
記入書類は全てWBCムエタイジャパンのWEBサイトからダウンロードしてください。
・健康診断書
・リスク認識における同意書
・妊娠反応検査診断書(女子)
・WBC式計量(30日前、14日前、7日前)
・抜き打ち薬物検査の実施(VADAに準じる)
4. 日本タイトル戦申請方法
タイトル戦、王者決定戦をご希望の興行主の方は、WBCムエタイジャパンのWEBサイトからダウンロードした規定の申請用紙に記入し、タイトル戦に挑戦したいとの申請を行います。
(ア) タイトル戦リクエスト用紙に必要事項を記入しWBCムエタイ日本本部に送ります。
(イ) 本部のランキング委員会(チャンピオンシップ委員会)が選手及び対戦相手がこのタイトル戦  に見合っているかの承認を行います。
(ウ) 承認されたら、本部より承認レターと各選手の契約書、スーパーバイザー・リングオフィシャル名を記載したプロモーターの契約書及び認定料、ベルト代、スーパーバイザー代を含む請求書がプロモーターに送られますので、署名及び振込を行います。
(エ) その後プロモーター及び両選手はWBCムエタイの規定に沿い、必要書類の提出を行います。

5. タイトル戦費用
タイトル戦にかかる費用に関しては、WEBサイトにてご確認ください。
・タイトル戦施行プロモーター、該当選手マネージャー及び該当選手がライセンスを未取得の場合は、別途年間ライセンス料がかかります。
・諸事情により、2008年にJPMCの元スタートした時点で作成したJPMCベルトは廃止。
新WBCのベルトを使用、タイトル戦ごとにWBCムエタイ本部からの購入が義務付けられます。

6. ジャッジ、レフェリーの選出
WBCムエタイの全てのタイトルに係わる試合に関与するリングオフィシャルは、必ずWBCムエタイ本部の先生によるセミナーを受講し、WBCムエタイ本部から修了書を発行されたリングオフィシャルに限ることとし、各団体の意向の元、原則として本部が決定します。

7. ランキングに関して
ランキングの基準:
(ア) 試合活動:試合への定期的な参加は不可欠です。選手は試合活動を継続することが求められ、ランキングは最近のパフォーマンスと全体的な実績に基づいて毎月更新されます。
(イ) 対戦相手の実力:対戦相手の質は大きな役割を果たします。上位ランクの選手や著名選手に勝利することは、選手のランキングにプラスの影響を与える可能性があります。
(ウ) 昇格レベル:評判の高い団体が公認するイベントや、著名な会場で開催されるイベントへの出場は、選手の露出度とイベントの威信を反映し、ランキングに影響を与える可能性があります。
(エ) 試合形式:5ラウンドなどの長時間の試合は、短時間の試合よりも重視される場合があり、選手の持久力とスキルを長期間にわたって示す指標となります。

ランキングの申告:
今回のランキングは暫定とし、各プロモーター及びマネージャーは該当選手の推薦及びランクアップの理由を添えて8月15日までに下記のアドレスのランキング委員会宛まで送ってください。次回のランキング委員会で考慮、検討します。

また、各プロモーターは毎月推薦選手と推薦理由を毎月15日までにランキング委員会に提出し、ランキング委員会は月1回行う会議で検討します。
ランキングのリクエストに関しては、WBCムエタイWEBサイトから書式がダウンロードできます。

今後全てのランキングは現在作成中のWBCムエタイWEBサイトにて公表されます。

女子のランキングに関しましては、後日の会議で検討を致します。

8. その他
・WBCムエタイのタイトルに係わる試合に関しては、全てWBCムエタイのルールに沿うものとします。
・今後、WBC本部からの令により変更や上記以外に新たな規定が加わる可能性があります。ご了承ください。

尚、ここに記載している規定は2025年8月1日より施行開始致します。

WBC Muaythai Japan公式サイト:
https://wbcmuaythai-japan.jp

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