【ONE】三浦彩佳のタイトル挑戦が白紙に、王者ザンボアンガが”メディカル上の理由”で出場辞退＝11.16

2025/08/28（木）UP
（最終更新：2025/08/28 21:30）

　11月16日（日）に開催される格闘技イベント『ONE 173』（東京・有明アリーナ） の [ONEアトム級世界MMAタイトルマッチ]で、同級2位の三浦彩佳（TRIBE TOKYO M.M.A）を迎えて防衛戦を行う予定だった王者デニス・ザンボアンガ（フィリピン）が、出場を辞退することが28日に主催者より発表された。

　ザンボアンガは自身のSNSで「メディカル上の理由により、今回はサークルに上がることができなくなってしまいました。この試合をとても楽しみにしていただけに、出場辞退という形になってしまったことが本当に悔しいです。アヤカ選手、ONE、そしてファンの皆さんに心よりお詫び申し上げます」と謝罪の言葉を綴った。

　フィリピン出身のザンボアンガは、24年1月の『ONE Fight Night 27』でアリヨナ・ラソヒナにTKO勝利し、暫定王座を獲得。その後、スタンプ・フェアテックスの王座返上により、正式なアトム級女子MMA世界チャンピオンとして認定された。

　一方の三浦は、アトム級に転向後、連勝を重ねて挑戦者としての地位を確立。日本大会で、初のONE世界王座獲得に挑む予定だった。

　主催者からは、ザンボアンガから三浦に向けてのメッセージとして「ONE 173であなたとベルトを懸けて戦えることを本当に楽しみにしていました。あなたが非常に強くて才能のある選手であることはよく知っているので、今回このような形になってしまったことは本当に心が痛みます。メディカルの理由により今回は出場できず、心からお詫び申し上げます。いつか必ず、あなたと同じサークルに立てることを願っています」との。

　ザンボアンガ本人は回復次第、再び試合に復帰する意向を示しているという。なお、三浦の今後の出場予定については決定次第、改めて発表される。

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