井上尚弥に内山高志が“ピンチ予想”？「アフマダリエフは筋肉が分厚い、一番強いかも」

2025/09/12（金）UP
（最終更新：2025/09/20 13:38）

　9月14日（日）名古屋市のIGアリーナにて、プロボクシングS・バンタム級世界4団体統一王者・井上尚弥（32＝大橋）が、ムロジョン・アフマダリエフ（30＝ウズベキスタン）を相手にタイトル防衛戦を行う。この試合について、元WBA世界スーパーフェザー級スーパー王者の内山高志が、10日に自身のYouTubeチャンネルで「アフマダリエフは筋肉が分厚い」と井上の苦戦を予想した。

【フォト】内山が警戒、アフマダリエフの分厚い肉体！

　内山は「身体が分厚いですね。筋肉あるし、ダウン経験もない」とアフマダリエフのフィジカルに注目。公開練習を見た感想として「倒れるのかなと思った」と驚いたという。

　アフマダリエフがマーロン・タパレスに1-2で判定負けを喫した時（23年4月）は「なんで負けたのか分からない」くらいの接戦だったといい、「ネリに次いで恐怖がある。アマチュアでオリンピックに出ているのでテクニックもある。手数、体力、打たれ強さ、すべて持っているので怖い」と不安要素を挙げていった。

　アフマダリエフに5RでKO負けを喫した岩佐亮佑が「パンチ力が一番あった」と振り返っていたことを紹介した内山は、「一発に加えてテクニック、そしてクレバーさもあるので、今のところ一番強いのかなと思います」と井上が過去戦ってきた試合の最高位にいると指摘した。

　試合の勝敗ポイントとしては1Rの攻防といい「スピードは井上選手だと思うけど、パワーはアフマダリエフ選手かもしれない。1R目のジャブの差し合いから目が離せなくなりますね」と、どちらが先にペースを掴むかで大局が変化すると見ていた。

　また井上側の戦略について内山は「1R目からグイグイ行くとは思わない。冷静に戦っていくことでしょう。逆にアフマダリエフ選手はペースを取るために行くかもしれない。体格差がどう出るかですね」と分析した。

　アフマダリエフは3週間前から日本で調整していることも不気味だとこぼしていた内山だが、「そうは言っても、いつもそこで倒すのが井上選手」と変わらぬ信頼もあるようだ。

　そして「これを倒したら相手いないですね。一番見たいのは中谷潤人選手との試合。中谷選手が井上選手からダウンを奪った（ラモン・）カルデナス選手と戦うという噂もあるので、実現したら圧倒してほしい。その後に、井上選手との対戦が実現したら面白い」と早くも今後の展開について触れていた。

　井上と中谷のドリームマッチ実現のためにも、今回のアフマダリエフ戦は絶対に落とせない一戦。井上がモンスターぶりを見せるのか、アフマダリエフがストップをかけるのか。運命のゴングはもうすぐだ。

▶次ページは、【フォト】内山が警戒、アフマダリエフの分厚い肉体！

• 1
• 2

• ≪ 前のページへ
• 次のページへ ≫

●編集部オススメ

・【フォト】内山が警戒、アフマダリエフの分厚い肉体！

・【テレビ・配信】9.14 井上尚弥vsアフマダリエフは何時から？ 放送・配信情報

・井上尚弥、計量3日前の”脂肪が消えた”やばいバキバキボディ公開「仕上がったぜい！」

・井上尚弥「負けるならここ！」亀田大毅がアフマダリエフ戦の不吉予想

・69歳・志穂美悦子、”ムキムキ”マッスル＆脚上げ写真公開！｢女ドラゴンは永遠のアイドル！｣