【RISE】8連勝中・大﨑孔稀、世界戦の“査定試合”は、またも身長“12cm差”！「今回は倒す 」＝11.9

2025/10/01（水）UP
（最終更新：2025/10/01 19:23）

　11月9日（日）東京・後楽園ホールで開催される『RISE 193』のメインでは［55.5kg契約 3分3R延長1R］として、RISEバンタム級（-55kg）王者・大﨑孔稀（OISHI GYM） が、ウィッティコーン・ソンナムタンキリ（タイ）と対決。同級世界王者・志朗への挑戦者査定試合として位置付けられる。

【フォト＆動画】大﨑孔稀、剛腕連打でKO！前フェザー級王者・門口佳佑をボコボコに

　大﨑は現在8連勝中の強打者。前戦8月には身長12cm差の長身フランス人ファイターを相手に、倒しきれずも完勝3-0で勝ち切った。

　今回の相手ウィッティコーンは、またも身長12cm差。身長177cmの26歳で、手足が長く“フィームー”と呼ばれる技巧派。右の攻撃が強く、戦績は60勝17敗3分だという。

　会見で伊藤代表は、大﨑の前戦に言及し「彼に求めているのは、さらにワンサイド上。今回も世界戦の査定試合となる。ベストはKOだが、挑戦者にふさわしい試合内容で、ここをしっかりクリアして」と、大﨑にとっては勝ち方の問われる試合となる。
　伊藤代表は、今回の試合の内容を見て「春までには世界タイトルマッチをやりたい」と語った。

　大﨑は相手について「ムエタイ選手らしい、蹴りのうまい選手。本当うまいなと。そこに呑まれていたら、また嫌な流れになる。その流れになる前に、倒しにいきたい。ムエタイには付き合わない」と相手のリズムに巻かれる前に倒すと言う。

　身長差については「既視感、嫌な数字ですよ」と笑いつつ「前回倒し切らなかった分、同じような相手を用意してもらえたと思う。倒します」と、倒せなかった前戦のリベンジ感覚もあると言う。

　大﨑は「見据えてる所は、世界の志朗選手だけ」と22年に延長敗北した志朗へのリベンジを熱望。

　来年春以降は55㎏のワールドトーナメントを行う可能性が高いが、大﨑は「志朗選手とタイトルマッチやって、世界チャンピオンとして（トーナメントに）出るか出ないかと言うのも変わる。全部僕が勝ち続けて、全て獲る」と連勝を続けて世界王者となり、世界トーナメントも勝ち続けるとした。

　大きな夢の前に、今回の相手を良い形で超えなければならない。
　相手のウィッティコーンは「ムエタイの強さを見せ、必ず勝つ」と意気込んでいる。

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