2025/10/10（金）UP
（最終更新：2025/10/10 20:09）

石井一成（左）が3度目の王座挑戦、Krush王者・黒川瑛斗（右）と対戦する

　11月15日（土）東京・国立競技場第一体育館で開催される『K-1 WORLD GP MAX 2025～-70kg世界最強決定トーナメント』の追加カード発表記者会見が、10日（金）都内にて行われ、［K-1 WORLD GPバンタム級王座決定戦］として、石井一成（ウォーワンチャイプロモーション）とKrushバンタム級王者・黒川瑛斗（team VASILEUS）の対戦が発表された。

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　石井はムエタイとK-1の二刀流で、今年7月にK-1復帰を果たし、白幡裕星に延長判定勝ちを収めた。その後は、RWS（ラジャダムナンワールドシリーズ）にも参戦するなどムエタイでも戦い、今回はK-1王座戴冠のチャンスを得た。

コメントする石井

　意気込みを求められると、「3度目の挑戦、3度目の正直で、実現させようと思っています。試合が決まって、映像を見ていないので、これから研究して仕上げていきます。これ以上のカードはないなっていう、黒川選手と決まってよかったなと思います」とモチベーションは高まっている。

　黒川からは“過去の選手”との発言もあったが、「最後にタイトルマッチしたのが2年前で、K-1に復帰して2戦目。過去の選手と言わせる気はない。11月15日、直近の試合はムエタイでやったけど、K-1ルールにアジャストできるように仕上げます」と語った。

　対する黒川は、武尊らが揃うteam VASILEUS所属。昨年のトーナメントを制して、10月にKrush王者となった。今年3月には王座防衛戦で、1階級下の王者・大夢をKOして圧倒的な実力を見せ付けていた。

黒川が意気込む

　今回の戦いが決まり、「今年は（Krush王座を）防衛して、そのあとK-1のタイトル戦をやらせてほしいと思っていました。俺がK-1バンタム級を背負っていくつもりです。期待してもらえたら嬉しいです」とアピールする。

　対戦相手の石井については、「53kgが盛り上がっていない時期から、この階級を引っ張ってきた国内トップクラスの選手。K-1を離れた時はキャリアが浅くて、正直寂しかったけど、また戻ってきてくれて本当にうれしいです」とした上で、「僕からすれば過去の選手だと思っているので、今のK-1を見せたいと思っています」と世代交代を宣言した。

▼K-1 WORLD GPバンタム級王座決定戦 3分3R延長1R
石井一成（ウォーワンチャイプロモーション/WBCムエタイ世界スーパーフライ級王者/BOMスーパーフライ級王者/初代K-1 WORLD GPバンタム級王座決定トーナメント準優勝）
vs
黒川瑛斗（team VASILEUS/Krushバンタム級王者）

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