【KNOCK OUT】古村匡平、計量パスで「圧倒的な破壊を見せる！」久井大夢も勝利アピール＝10.12

2025/10/11（土）UP
（最終更新：2025/10/11 21:15）

　10月12日（日）、東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT.58』の前日計量が11日、都内で行われた。メインイベント［KNOCK OUT-REDライト級 3分3R・延長1R］に出場する古村匡平（FURUMURA-GYM）は62.45kgで計量パスして6パックの腹筋を見せた。久井大夢（TEAM TAIMU）も62.45kgで計量をパスした。

【フォト】古村vs久井、計量で“割れた腹筋”ボディ！

　久井はKNOCK OUTのエースで、元2階級制覇王者。今年7月の『KNOCK OUT.55』でロムイーサンに判定負けを喫したが、今月5日の『ONE FRIDAY FIGHTS 123』でONE初戦デビューを果たし、チャン・チンタオ（中国）を判定3-0で下して再起を果たした。

　対する古村は爆速の右ストレートを誇るライト級トップ戦士。今年2月にゴンナパーに判定負けを喫したが、8月の『KNOCK OUT.56』でONEに参戦するタイ戦士プンルアン・バーンランバーに左フックでKO勝利を飾った。

　計量パスした久井は「今日までバッチリ仕上げてきたので、明日は絶対に勝ちます」と意気込み。古村は「明日は、この中（セミの重森陽太vs小林司合わせて）で俺が最強だと証明します。圧倒的な破壊を見せます」と続いた。

　計量時の相手の印象について久井は「変わらなく、調子が良さそうなので楽しみです」と答えると古村は「若い選手で華があるスター選手だなと思いますが、明日はしっかり俺が倒してKNOCK OUTの顔になります」と答えた。

　明日の試合内容を聞かれた久井は「正直勝つだけでいいなら、勝つことはできる。4人のワンデイトーナメントではなく、今回古村選手とワンマッチになった意味を理解しています。明日は古村選手と戦いますけど、KNOCK OUTと戦うというか、メインとしてしっかり倒して勝ちたいです」と結果を出す覚悟を口にした。

　今大会は、メインで古村と久井が戦うが、セミファイナルに組まれた同じライト級の重森陽太の小林司の試合も含め、年末の大会へ向けての査定試合の意味合いもあるという。現ライト級王者のゴンナパーに挑戦する権利を誰が勝ち取れるのかも見どころのひとつだ。

　古村は「久井選手はテクニックもあるけど倒せる選手。でも、（ライト級の）4人の中で一番攻撃力が高いので、当たれば失神できると思うしゴンナパーに勝つのは俺しかいない」とアピールした。

　久井は「今回の試合、自分がベルトを巻くためではないですけど、ここをしっかり勝って年末にベルトをとりたい」と自分が主役だと主張した。

　明日の大会は、セミファイナルの重森vs小林も含めて、古村と久井がどんな試合を見せてくれるのか注目が集まる。

　なお、計10試合20選手全員が無事に計量をパスした。

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