2025/11/06（木）UP
（最終更新：2025/11/06 11:36）

朝倉未来が王者シェイドゥラエフに挑む

　12月31日（水）さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN 師走の超強者祭り』の記者会見が、11月5日（水）都内にて行われ、［RIZIN フェザー級タイトルマッチ］で王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ（キルギス）vs朝倉未来（JAPAN TOP TEAM）が発表された。両者は会見で睨み合い、その後に笑顔で握手を交わした。

【フォト＆動画】突き出した朝倉の右手のボルト！昨日の会見で睨み合う２人

　会見後、朝倉は自身のYouTubeに右手に埋めたボルトが限界に来ていることや死ぬ覚悟、最後のつもりで戦うと語った。

　朝倉は自身のYouTubeで「正真正銘、史上最強の対戦。キルギスは今すごくて、格闘技がなんかもうみんな無敗なんだよね。UFC、ONE、ROAD FCなどに5人衆がいて、シェイドゥラエフ合わせて63勝1敗なんだよ。シェイドゥラエフ合わせて。シェイドゥラエフって今16戦無敗で判定無しなんですけど、俺個人的には、UFCのフェザー級チャンピオンのヴォルカノフスキーよりも強いと思ってて。相手にとって不足なしです」と語った。

　朝倉はその最強の相手に今回が最後のつもりで、死を覚悟して戦うという。
「ファンの中では平本蓮との試合見たいとか、色々あるかもしんないけど、今俺の中ではここかなって思ったし。でも俺、ボルトが出始めててさ（右手の甲を見せる）これも治せないって言われてるんですね。これ抜いちゃうと、また1年ぐらいできなくなっちゃうから、もう格闘人生も長くないんで、拳壊れても、もう行ったろうかなと思ってるんで」

　そして「俺を行っちゃいますんで、バチバチに、バチバチに膝ぶっ刺しに行きますんで。ちょっと先のことは考えられないような、本当に死ぬかもわからないような試合になるので。なんか障害とか危険を負った試合になるんで、今回が最後だと思って、ほんとに臨みたいと思います」と決死の覚悟を見せた。

　朝倉が出場を決めた理由については、フェザー級ではすでに元王者のクレベルがシェイドゥラエフと朝倉に負けており、同じく元王者の鈴木千裕も朝倉に負けている。事実上ランキング１位といえる位置に自身がいることを自覚しており、王者と対戦するのは自分しかいないという。

朝倉（右）とシェイドゥラエフが睨み合う

　また、今年の大晦日がライジン10周年というのもある。さらにこれまで戦ってきた埼玉スーパーアリーナが改装工事に入り来年１月中旬から約1年半使えなくなることにも触れ「俺も格闘人生長くない。最後の埼玉だし、10周年だし、出るしかないかな。なんだかんだチャンピオンベルトに恵まれなかったんですけど。俺、タイミングさえ合えば絶対チャンピオン獲れていたと思う。だから一応、無冠の帝王みたいに言われてますけど、今回3度目のタイトルマッチ。もうほんとに相手にとって不足無しというか、史上最強のチャンピオンに勝ってチャンピオンなるというのが1番美しい」初のベルトに意気込みを見せた。

　最強の相手に勝つ自信については「ほんと厳しい戦いになる。なると思うんけど。ほんとにやりに行く」と朝倉。そして「俺、いけると思ってて。ほんとに（自分自身の強さは）バケモンだと思ってんだけど。やられる覚悟を持って喧嘩しに行くというか、殺しに行こうかなと思ってるんで。ちょっと楽しみにしててほしいですね。あと1、2か月かな。本当にきつい練習、今でもしてるんですけどね。追い込んで追い込んで、試合の日は思いっきり喧嘩しにいきたい」と重ねてその決意を語った。

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