カーフキックで相手のスネが凹んだ！ONEヘビー級キック王者の破壊力が話題に

2025/11/09（日）UP
（最終更新：2025/11/10 10:38）

　11月8日にタイ・バンコクのルンピニー・スタジアムで開催された格闘技イベント『ONE Fight Night 37』でONE初代ヘビー級キックボクシング世界王者に輝いたサメット・アグデヴ（トルコ）。相手のローマン・クリークリャ（ウクライナ）の“スネを凹ませた”アグデヴの強烈なカーフキックが話題となっている。

【フォト＆動画】スネが凹んでいる！アグデヴの強烈カーフキック

　アグデヴは若干21歳でSENSHIヘビー級GPを制した超新星。17戦無敗12KO勝利の戦績を提げ、ONE初参戦で王座挑戦となった。

　対するクリークリャはONEライトヘビー級キックボクシング王者とONEヘビー級ムエタイ王者の二冠を保持するONE立ち技部門の重量級絶対王者。それまで15連勝と無双状態で、今回のメインイベントで行われた王座決定戦も下馬評は圧倒的にクリークリャが有利だった。

　試合は1R、長身のクリークリャが長い手足を活かしたハイキックとローキックで優位に立ったが、2Rからアグデヴの右カーフキックがクリークリャの前脚を捉え、ダメージが蓄積したクリークリャは被弾を嫌い、足を入れ替えてサウスポーに構え直す場面も見られた。

　3R以降は互いに一歩も譲らずの攻防になったが、2Rにカーフキックで与えたダメージと上回った手数でアグデヴが判定勝利。下馬評を覆し、新王者に輝いた。

　勝敗を分けた要因の一つである、アグデヴの右カーフキックの映像が公式SNSで公開されたが、その破壊力にファンが驚愕。何発も被弾したクリークリャの左脚スネが凹んでいるのだ。

　コメント欄には「これはエグい」「自分ならこの時点でギブアップだ」「ボコボコにされている」「クリークリャがこんなに痛そうにしているのは初めて見た」などの声が並んだ。

　今年9月に開催されたワンデートーナメントで3選手を倒しSENSHIヘビー級GPを制覇し、その2か月後にONEの頂点に立った怪物アグデヴ。今後の活躍にも注目だ。

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