【ONE】SENSHIヘビー級GP覇者アグデヴ、クリークリャに激勝！無敗でヘビー級初代キック王者に

2025/11/08（土）UP
（最終更新：2025/11/09 11:57）

　11月8日（日本時間）タイ・バンコクのルンピニー・スタジアムで開催された格闘技イベント『ONE Fight Night 37』のONE初代ヘビー級キックボクシング世界王座決定戦にて、SENSHIヘビー級GP覇者のサメット・アグデヴ（21＝トルコ）がローマン・クリークリャ（34＝ウクライナ）に5R判定勝利。一進一退の激闘を制し、ONEヘビー級初代キックボクシング王者に輝いた。

【フォト】アグデヴが初代王者に！クリークリャとの激闘シーン

　クリークリャはONEライトヘビー級キックボクシング王者、ONEヘビー級ムエタイ王者の肩書を持ち、現在15連勝中のONE立ち技部門の重量級“絶対”王者だ。今年4月の前戦ではKO勝利でムエタイタイトルの初防衛に成功している。

　対するアグデヴはSENSHIヘビー級GP覇者。17戦無敗12KO勝利のレコードを提げ、ONE初参戦する。

　試合は1Rは長身のクリークリャが長い手足を上手く活用し、ハイキック、ローで優位に立ったが、2R、アグデヴの執拗な右カーフにクリークリャがダメージ。被弾を嫌がり、足を入れ替えサウスポーになる場面も。

　3Rからは互いに譲らずの一進一退の攻防。アグデヴは得意の右オーバーハンドを振り回しながらヒットさせると、クリークリャもヒザ蹴り、カウンターのパンチを当てながら攻勢。互いにダウンがないまま5Rは終了した。

　判定は3-0でアグデヴに軍配。2Rにカーフキックで与えたダメージと、手数は若干、アグデヴが上だったか。初参戦のアグデヴが下馬評を覆しONEのベルトを手にした。

『ONE Fight Night 37』
11月8日（日本時間）タイ・バンコク ルンピニー・スタジアム
▼メインイベント ヘビー級キックボクシング世界王座決定戦
●ローマン・クリークリャ（ウクライナ）
判定0-3
○サメット・アグデヴ（トルコ）
※アグデブがONEヘビー級初代キックボクシング王者に

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